ターミネーター・ニューフェイトがあんまり好評じゃなかったようで [徒然]
英語版ではDARK FATEが、日本版ではニューフェイトになっている本作ですが（なんで変えたん？）、みんながT2を超えてこなかったと言うのを横目で見つつ行きました。だいぶ前に行ったのだけれど、一応時間がたった今、冷静に感想を述べておきたいと思います。適度にネタバレしていきますので、そのつもりで。
全体の感想を述べていくと、お金も技術もかかっているなぁと言うのが第一で、面白いかどうかと言われると、まぁそこそこのハリウッド映画だった程度でした。面白くないわけじゃないんだけど、T2のワクワク感を考えたら、一般的な三作目になってしまったと言う感じ。
技術的な底上げで、一作目くらいのレベルにはなっていたかもしれないですね。ただ続作だったのでハッとするアイデアってのはあまりなかったです。よく考えられてはいるけれども、新ターミネーターの能力のインフレーションが災いしたというところでしょうか。T2のT-1000だっけ？敵役のターミネーターが良くできすぎていて、そのあとの発展を阻害してしまったような気もする。
まず映画のはじめに、ジョン・コナーが殺されてしまうところがすぐに受け入れられなかった。あれだけT2で頑張って助けたのに結局あっさりと殺されてしまうところ。他のターミネーターも倒したみたいな言及があった気がしたが、あれだけ頑張って殺したターミネーターを何度も殺すとか信じられなかった。そこでT2のファンだった人は映画のはじめでテンションが下がるだろう。
それにしても、ジョン・コナーもサラ・コナーもジョンが殺されるシーンで若いのだが、いつ撮ったんだろうな。T2で使うはずだったものをニューフェイトで使いまわしたのかな？ そこのところはちょっと気になった。CGでやったとも思えないし。
そのあとのアクションがすごかったりするのだが、凄すぎて何やってんだかわからない場面もチラホラ。T2は派手すぎなくてわかりやすい演出だったのは良かったんだなと感じた。あとターミネーターが追いかけてきて怖いと言うのが前作にはあったのだが、データセンターでドローンをハッキングして攻撃してきたのはちょっと別の意味で怖かった。T2の直接的にハラハラするというのではなく、現実でやられたら嫌だなという底冷え感というか。
でも、そういうコンピューター技術が発達して、それを自由に扱うというのは割と嫌いじゃなかったな。T2ではあっても、不正に銀行口座から金引き出すぐらいしかなかったから、それから考えれば大きな進化である。T2の頃からどれだけコンピューターの世界が広まったかということでもある。パソコンは当たり前になって、今はスマホにクラウドの社会になってしまっているものね。
そういや、初代ターミネーターはファミコンCPUで動いていたとかどこかで書いてあったな。ファミコンCPU独自のレジスタが書かれていたとかなんとか。
http://blog.cnu.jp/blog/2009/05/09/%25e3%2582%25bf%25e3%2583%25bc%25e3%2583%259f%25e3%2583%258d%25e3%2583%25bc%25e3%2582%25bf%25e3%2583%25bct-800%25e3%2581%25aecpu%25e3%2581%258c%25e5%2588%25a4%25e6%2598%258e/
アセンブラの命令ですね。T-800はファミコンと同じCPUで動いていると。どんだけクロックアップすれば動作を実現できるのやらｗ。とにかく、コンピューターの世界は日進月歩ということですね。
単純に娯楽作として観ていてT2を超えることはなかったというのは確かな話だったと思う。映画に行く前にT2見たけど今でも面白かったしね。航空機使ったり、ヘリ使ったり、ドローン使ったりで、金はかかっているのはわかったんだけどね。そこまでして感動が単純に少なかったというか。
ただ未来周りの描写はなかなか良かった。兵隊を運ぶ乗り物はかっこよかったし、強化人間の女の子も割に好みでした。彼女がぶん回すチェーンの扱いは非常にいい感じだったし、短髪だしお胸もないんだけど、顔がなんか好きな女の子のタイプでした。英語で自分をaugmentedとかenhancedとか言ってるのが中二病的にかなりかっこ良かった。すげー強いんだけど無理して性能出している反動があるのも良かったな。
新ターミネーターは二人に分離したり、寄生獣みたいに瞬時に腕がブレードっぽくなったりで、強い感じは増強されたんだけど、確かに正常進化したんだねという感じしか受けなかった。ハッキング技術も長けていたけど、優秀すぎて隙がなさすぎた感はある。
今作があまり支持を得られなかったのは、旧作をオンタイムで見られた世代と、新しい作品として見るような若い世代のどちらにもヒットしなかったからだろう。やっぱり３、４とあるのに新しい３を作らなければならないほどのものだったかという事もあるし、T2のヒットに比べて旧３などがポシャったのも確かな話だ。
ただ先にも言った通り、T2の努力を否定するような話の始まり方はどうかと思ったし、そうする事で話の上乗せ感がなくなって、同じようなただのタイムリープものになってしまった感がしてしまったのもあるかと思う。
ニューフェイトが面白くなかったわけじゃないけど、前評判が高かっただけに肩透かしを食らった感じ。全米ナンバーワンとか、まぁ映画なんてそんなもんかもしれないけど、ちょっと今回は残念だったかもなぁと思わざるを得ない。
全体の感想を述べていくと、お金も技術もかかっているなぁと言うのが第一で、面白いかどうかと言われると、まぁそこそこのハリウッド映画だった程度でした。面白くないわけじゃないんだけど、T2のワクワク感を考えたら、一般的な三作目になってしまったと言う感じ。
技術的な底上げで、一作目くらいのレベルにはなっていたかもしれないですね。ただ続作だったのでハッとするアイデアってのはあまりなかったです。よく考えられてはいるけれども、新ターミネーターの能力のインフレーションが災いしたというところでしょうか。T2のT-1000だっけ？敵役のターミネーターが良くできすぎていて、そのあとの発展を阻害してしまったような気もする。
まず映画のはじめに、ジョン・コナーが殺されてしまうところがすぐに受け入れられなかった。あれだけT2で頑張って助けたのに結局あっさりと殺されてしまうところ。他のターミネーターも倒したみたいな言及があった気がしたが、あれだけ頑張って殺したターミネーターを何度も殺すとか信じられなかった。そこでT2のファンだった人は映画のはじめでテンションが下がるだろう。
それにしても、ジョン・コナーもサラ・コナーもジョンが殺されるシーンで若いのだが、いつ撮ったんだろうな。T2で使うはずだったものをニューフェイトで使いまわしたのかな？ そこのところはちょっと気になった。CGでやったとも思えないし。
そのあとのアクションがすごかったりするのだが、凄すぎて何やってんだかわからない場面もチラホラ。T2は派手すぎなくてわかりやすい演出だったのは良かったんだなと感じた。あとターミネーターが追いかけてきて怖いと言うのが前作にはあったのだが、データセンターでドローンをハッキングして攻撃してきたのはちょっと別の意味で怖かった。T2の直接的にハラハラするというのではなく、現実でやられたら嫌だなという底冷え感というか。
でも、そういうコンピューター技術が発達して、それを自由に扱うというのは割と嫌いじゃなかったな。T2ではあっても、不正に銀行口座から金引き出すぐらいしかなかったから、それから考えれば大きな進化である。T2の頃からどれだけコンピューターの世界が広まったかということでもある。パソコンは当たり前になって、今はスマホにクラウドの社会になってしまっているものね。
そういや、初代ターミネーターはファミコンCPUで動いていたとかどこかで書いてあったな。ファミコンCPU独自のレジスタが書かれていたとかなんとか。
http://blog.cnu.jp/blog/2009/05/09/%25e3%2582%25bf%25e3%2583%25bc%25e3%2583%259f%25e3%2583%258d%25e3%2583%25bc%25e3%2582%25bf%25e3%2583%25bct-800%25e3%2581%25aecpu%25e3%2581%258c%25e5%2588%25a4%25e6%2598%258e/
アセンブラの命令ですね。T-800はファミコンと同じCPUで動いていると。どんだけクロックアップすれば動作を実現できるのやらｗ。とにかく、コンピューターの世界は日進月歩ということですね。
単純に娯楽作として観ていてT2を超えることはなかったというのは確かな話だったと思う。映画に行く前にT2見たけど今でも面白かったしね。航空機使ったり、ヘリ使ったり、ドローン使ったりで、金はかかっているのはわかったんだけどね。そこまでして感動が単純に少なかったというか。
ただ未来周りの描写はなかなか良かった。兵隊を運ぶ乗り物はかっこよかったし、強化人間の女の子も割に好みでした。彼女がぶん回すチェーンの扱いは非常にいい感じだったし、短髪だしお胸もないんだけど、顔がなんか好きな女の子のタイプでした。英語で自分をaugmentedとかenhancedとか言ってるのが中二病的にかなりかっこ良かった。すげー強いんだけど無理して性能出している反動があるのも良かったな。
新ターミネーターは二人に分離したり、寄生獣みたいに瞬時に腕がブレードっぽくなったりで、強い感じは増強されたんだけど、確かに正常進化したんだねという感じしか受けなかった。ハッキング技術も長けていたけど、優秀すぎて隙がなさすぎた感はある。
今作があまり支持を得られなかったのは、旧作をオンタイムで見られた世代と、新しい作品として見るような若い世代のどちらにもヒットしなかったからだろう。やっぱり３、４とあるのに新しい３を作らなければならないほどのものだったかという事もあるし、T2のヒットに比べて旧３などがポシャったのも確かな話だ。
ただ先にも言った通り、T2の努力を否定するような話の始まり方はどうかと思ったし、そうする事で話の上乗せ感がなくなって、同じようなただのタイムリープものになってしまった感がしてしまったのもあるかと思う。
ニューフェイトが面白くなかったわけじゃないけど、前評判が高かっただけに肩透かしを食らった感じ。全米ナンバーワンとか、まぁ映画なんてそんなもんかもしれないけど、ちょっと今回は残念だったかもなぁと思わざるを得ない。
Twitterまとめ投稿 2019/12/03 [Twitter]
carbonhydrat『Gmailでピリオド付きの別アドレス宛てのメールが来る話』とうふめんたらーのへや｜https://t.co/G1wrLjDK8W12/02 06:24
2019-12-03 05:01
コメント(0)
