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Core i9とM.2 SSDの組み合わせは速いね。 [ハードウェア]

会社のPCが速いという話は書いたのだが、実際に常用していて速さが実感された。まずOffice関係の起動のもたつきはあまりない。HDDの時はどうしようもなく待った覚えがあるのだけれど、ちょっと一息つく暇もない。

 
それぐらいならM.2 SSDを使うだけでかなり違うと思うのだが、WSL2でUbuntuを使ったときにかなり速さを感じた。まずWSL2を起動する一発目が遅いことが多かったのだけれど、それもほとんど感じられない。自分はUbuntuを自分のディレクトリで使いたいので、bashコマンドで立ち上げるのだけれど、いろいろ表示されるものの待ち時間はほとんどない。さすがに一瞬ではないのだが、ちょっと気を抜いているとすでに立ち上がっている感じ。

UbuntuでGolangをやろうとしたのだけれど、インストールも早い。そもそもネットワークがボトルネックになってしまったらどうしようもないけど、Ubuntuはそこそこ帯域を確保してくれていて、インストールするだけでもその速さを感じることができました。まぁダウンロードの時間以外も速かったので、アーカイブを展開するのも書き込むのも速いんだろうなと。Golang自体のバージョンが古かったがそれはUbuntuのリポジトリがダメだっただけで、違うリポジトリを設定してあげればほぼ最新のバージョンが使えるようだった。それ自体はUbuntuの問題だけどね。

使っているSamsungのMZVL2512HCJQはPCIe4.0なんだけど、帯域を目いっぱい使っているかどうかはわからないけど、かなり速いことは体感でわかるくらいだ。これはHDDに比べてももちろんそうなんだけど、たぶんSATAのSSDと比べてもかなり速いと思われる。

んで実際Golangのコンパイルをしたんだけど秒で終わる、というか一瞬で終わる。いや、本当にバイナリファイルを作っている?というレベルの速さである。そもそも仮想環境でコンパイルなんて、読み書きするだけでもCPUパワーを食うので、それなりに遅くはなるはずなんだけど、下手に遅い物理サーバでやっているよりか速いね。

本来の仕事的には重い処理をしたりはしないので、どちらかというとメモリをたくさん積んだほうがメリットはある。でもRAMは32GBはあるのでスワップが発生したりはしていないと思うので、更にSSDの威力も感じることができない。というか、HDDの頃と違ってカリカリ言わないので、スワップが起きているかどうかさえわからないのではないか。ディスクアクセスのランプを見るしかないけど、それかて普通にファイルにアクセスしているだけかもしれないしねぇ。

使っていてあまりストレスはない。あるとすればソフトウェアの出来の悪さぐらいで、それで遅くなっていたとしたらどうしようもない。よくある逆の例としては、ソフトウェアのインストーラーなどがある。それまでの環境だと、色々状況を見るためにストレージを見に行ったり、アーカイブの圧縮を解いたりそこそこ時間がかかる。だけど、SSDとCPUが速いと目で確認できないほど早く終わることがある。インストーラー自体は枯れていることが多いので、昔の状態で妥当的な速さで動いていたものはものすごく早く感じる。だけど、今時のソフトは開発環境が速いのでちょっとダメなことがある。

やはり1番のボトルネックとなりがちなストレージが速いのはスピードに直結すると思う。これからPCIe5.0のものも増えると思うので、それらがもう少し安くなってくるか、それに押されてPCIe4.0のものが安くなることを願う。何にしても日本が円安で物価安だから必然的に海外の製品は高くなってしまうのだよね。

いつだったか東南アジアのHDD生産拠点が洪水でやられた時、ずっとHDDが高かった時があった。買わないといけないもの以外はその時はHDDは買わなかったが、しばらくすると値段も落ち着いてきて買わなくて良かったと思ったものだ。半導体は世界に工場が散っているので、地震とかで潰れたとしてもSSDの値段の影響はそれほどないのではないかと思う。台湾とか韓国とか中国とかいずれかが何某かの天変地異でダメになったとしても、SSDの値段が一気に上がるということはないよな。

半導体は陳腐化すると安くなっていき、そのうち作られなくなってしまうのだけれども、その時の性能と値段のバランスで買うしかないのだよね。高い製品はその時はいいけど、結局時間と共に一般的なスペックになってしまうことも多いし、安すぎるものは性能が足りなくてすぐに不満が出るレベルになってしまう。SSDは値段と性能を見合わせるのが特に必要な製品になっているし、しばらくはその状態が続くだろう。

CPUはずっとSSDと同じように性能と値段を見合わせる状態になっているけど、最近の多コア化によってミドルスペックであっても十分な性能が得られて、コスパの良い製品も多い。昔から値段が高くて性能が良い製品はあるけれども、昔ほど性能が直結する仕事がないので、ゲーマーとかクリエイターにしかその恩恵はあまりないような気がする。Core i9を使っていながらいうのもなんだけども、そこまでCPUパワーは必要にならないよな。Core i9クラスになるとこれが一杯一杯の性能を引き出しているってのがわかる作業ってのが少ない。というか、仕事マシンにエンコーダーとか入れられないからかもしれないけどw


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