SSブログ

マッサマンカレーっていうほど美味しいか? [徒然]

先日、遅ればせながらマッサマンカレーをタイ料理屋さんで食べてきました。一時期、世界一うまいカレーとか称してかなりバズっていたようですが、だいたいそういう流行っていうのは7割方盛られているんだけど、今回もその類でした。

 
まずいことはない。普通に美味しい。だけど世界一とかいうほどではない。それは美味しいところで食べていないからだと言われてしまうと、サンプル数1しかない自分としては何も言えないのだけれど、それでも万人ウケするかもしれないけど、熱狂的に支持される味でもないなと思うのであった。

ググってみるとどこかのサイトでランキングをつけていたみたい。そこが信用できないとかじゃないけど、どうせ選んだのはシナモンとBBQソースで痺れた舌のアメリカ人だろうから、日本人向けじゃないかもしれないよなと思ったり。

https://www.hotpepper.jp/magazine/103000210131002/

アメリカの情報サイト『CNNGo』が「世界で最もおいしい50種類の食べ物(World’s 50 most delicious foods)」という企画の中で第1位に選んだことから世界中で注目を集めています。


それで日本でも一時的にバズっていたようですが、インターネットのバズりなんてそんなもんですよね。実際の生活に根ざしたものではないような気がします。自分が食べたのはレトルトとかそういうものではなく、タイ料理屋で食べたのでそれほど間違いはないと思うのだけれど、美味しいけど定期的に食べたいと思うほどの衝撃はないというのが本音。

実際の味としては、他のタイカレーとそこまで違う気がしない。辛くないって言っていたから全く辛くないと思っていたら少しは辛い。とは言え、グリーンカレーとかよりは全然辛くなくてマイルドな感じ。カレーというよりスパイスで味付けしたスープという感じ。スパイスと言ってもカレーっぽい感じはしなくて、甘めな感じがしました。

そもそも本国タイではメジャーじゃないらしく、選者が通ぶって選び出した系のものであると予想します。味のベースがとんがっていないから、たくさんの選者に選ばれやすかったのもあるかもしれません。おいしくなくはないが、世界一美味しい料理と言われると首を傾げざるを得ないです。まぁ人の食事の嗜好なんて千差万別なので、一位を決めること自体馬鹿げているとしか言いようがないのですが。

自分が食べに行ったタイ料理屋さんではグリーンカレーの方が売れているようで、実際グリーンカレーの方が美味しい気がしました。そこのグリーンカレーはかなり辛いのだけれど、辛さの後の旨みがなんとも言えない感じ。汗をかきながら食べるのも悪くはないです。

もっと美味しいものを予想していたのでガッカリです。でも世の中の噂なんてそんなものですよね。特にアメリカ人の舌なんて信じられたものではないですよ。おいしいものがたくさんある日本としては、そこそこ美味しいものの一つでしかないですね。

コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

コメント 0