テレビで酒がまずいって言っていた女ｗ

テレビでお酒なんて酔うために飲んでいるだけで、あんなに臭い水美味しいと思っている人いないでしょ、みたいな見識の薄い女がいた。言いたくないけど、それあなたの感想ですよね、と言いたくなる。というか、醸造アルコールが入っているような安い酒しか飲んだことないのねと悲しくなる。高い酒を奢られる女になれとは言わないけど、世の中には自分が知らない高級品があること（高級と言わずとも一般的に美味しいと言われるものがあること）を知ったほうがいいよね。見ていて恥ずかしい。

　
確かにアルコール類はある程度刺激臭があるけれど、それは飲んでいれば大体慣れる。嗜好品ってのは大体そんなもので、使っているうちに慣れてしまうものである。ビールが苦い汁みたいなこと言っている大人がいたとしたら、それは味覚がお子ちゃまだからだよとしか言えないのである。苦いだけだったらあんなに売れているはずがないし、ビール会社も色々とビールを作ったりはしない。

自分はなになにが嫌いと言うのは全くいいけど、そのことが一般的だと言うのは越権行為であり恥ずかしいことなのだと知るべきである。逆張りをするような言い方をする時には、自分の意見だけであることを念頭に入れないと周りから白い目で見られる。それが一般的な考えからすると間違っている場合は、よほどそのことを気にしないといけないと思う。

人の嗜好は色々あるのでそれぞれに尊重されるべきだと思う。だけど、それによって差別されるべきではないし、差別するべきでもない。嫌いと言うのもいいと思うし、逆にみんながいいと言っているのだからいいに決まっているじゃんと押し付けがましいのも真っ平である。

世の中にはそれをわかっていない人が多いし、SNSで摩擦が起こるのもそのせいである。原因はそれだけではないけれど、悲しいかな、それが元となっていることも少なくない。みんな好きなことをして好きなことを言っていればいいけれど、その話が人に害をなすなどしない限りは否定するように踏み込まないのも必要じゃないかとは思う。まぁそれは難しいけれども…