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Macをいじろうと思ったきっかけ [MacOSX]

Macとは因縁がある。

まず小学校の頃、友達がMac信者だった。その友達がカタログを持ってきて、いいだろうと勧めてきたのだが、まだ白黒画面なのぉと揶揄した(カラーのMacも当然あったが)。その時はNECのPC-6001mk2を使っていて、ゲーム三昧していた。当然色も出ていたので、Macはなんとなく格下と見ていた。だけど、何というか世間の評判が気になってはいた。

中学ぐらいの時、おじさんの家に法事の時、LCかなんかがあって使ってみたかった。その頃はもうカラーが普通になっていたんじゃないかな。まぁMacよりもエロゲーができるPC-98か、テレビで小倉のお兄さんが番組をやっていたX68000の方が欲しかったけど。


大学になってからは本格的にパソコンをやり始めた。大学の授業でパソコンを使うので、家でもという事になったんだけど、親が会社の仕事でも使う事になっていたので、DOS/V機にせざるを得なかった。FMVという富士通のパソコンだったんだけど、30万円近くしたんだよなぁ。高いけど、昔はそのくらい普通の機種でもしたんだよね。

ただ富士通もDOS/V機はそんなに長く手掛けたわけでもなかったので問題続発でした。NECとかもDOS/V機への移行に割と苦労した口だと思うが、変にハイブリッドにするから問題があった。NXだったっけか? あれも評判悪そうだったが。

大学の研究室でLC630があったんだけれども、それに少しあこがれていた。大学でMacを使うというのは珍しいことではなく、それは今でも続いているんだけれども、手持ちのFMVをパワーアップさせるのに執心していたので、新しくMacを買うという事もなかった。バイトをすれば買って買えないこともなかったんだけれども、他に楽しいことがあったりもしたので、なかなか手が出ないところであった。


次の波が来たのは社会人になってからでした。その頃からオタク心が芽生え、友達もMacを持っているという事で手に入れようかなと思いだしたのでした。同じ時期に同人作家さんがMacを使っているという事で、興味が出たのもあったのでした。その同人作家は年収1000万円とか言っていたんですけど、同人でもそんなエリートサラリーマン並みの収入を得られるのかと驚きでした。まぁ創〇学会かなんかに吸い取られていたから、手取り的にはもう少し少なくはなっていたんでしょうけど。

実際に買ったのは、MacOSX10.2あたりで新しい黎明期となっていたのでした。その前にボンダイブルーとかのトランスルーセントなiMacにも惹かれていたのですが、その時はまだでしたね。結局、OSXがダメ押しとなって買ったんですけど、その時はMacを使うのだけでも楽しかった。OS本体が完成していなかったので、日本語ターミナルとかいろいろフリーソフトを見る必要があったしね。

初めの頃、本当はMacでお絵かきしたかったんだけども、それはWindowsでもできていたし、改めて揃えようとしたらお金かかるしやらなかった。ちょっとやって飽きて止めた。色々そこそこのところまでは行くんだけど、続かずやめることが多い。というか、成功者というものは大体は継続力があるから成功しているんだろうけどね。

白iBookが初めてのMacになったんだけれども、その時はまだPowerPCだったな。他のMacに買い替えた時もDebianを入れてサーバにしていた。またPowerPCのLinuxというのもマイナーだったから、APTリポジトリもx86のように整備されていなかったりして、わりと自分でコンパイルしないといけないことも多くて勉強になった。不便も程度問題だが勉強にはなる。

そう考えると、MacではUNIX/Linux周りの勉強になったことが結構たくさんあったかもしれない。MacPortsのくそったれなコミュニティは懐かしく、Homebrewができて助かった感じだった。できればAppleがそういうのを正式にサポートしてほしかったんだけど、結局AppleとOSSは相性が良くないらしい。Darwinはとん挫したし、OpenCLは今ではあるんだかないんだか知らん。


それで何でか知らんが、iPhoneとiPadを所有していて、AppleWatchを買ってしまえば、おおむねApple垂直統合の完成である。昔ほど財力は必要とはしないので、とりあえずはApple製品を使ってはいる。Androidも一時期手を出したが、いろいろ面倒なのが嫌だった。歳をとるといろいろ面倒なことが興味を持ってできなくなる傾向がある。そういう意味で、Appleには手を焼かせてもらいたくはない。

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Twitterまとめ投稿 2021/03/02 [Twitter]


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