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なろうやろうに俺はなる! [本]

小説家になろう、というまんまな名前の投稿サイトがあるんだけど、そこに登録した。純文学的なものは向いていなくて、多くはラノベ系ではあるのだが、大手のサイトは他にあるかどうかもよくわからないのでとりあえずはここでやってみる。

やっぱWebベースなので、基本は自分のエディタで打ち込んで、そこからコピペというのが一般的なんじゃなかろうか。メールとかで投稿できるみたいなことが書いてあったので、ケータイ小説ならぬメール小説とかスマホ小説が出来るわけだが、わざわざ面倒なことはしない。そもそも文芸誌への投稿が面倒なので、なろうを使おうと思ったわけで、それ以上面倒なことをしたくないというのはある。

小説を書きたいという気持ちは、20代の頃にはすでにあって、短い文章を書きためてはいた。だけど、完成することはなく、超短編を書いたりするのが関の山であった。30代は病気があったので、時間はあってその時に書けばよかった気はするのだけれど、意欲が落ちる病気であったので気分を持ち上げるのも厳しかった。何だかんだで言い訳つけて完成させなかったわけだ。

マンガでの話だけれども、とりあえず書ききって完成させろという話があって、小説も同じだよなと思った。

正直、自分の中では完成してはいるのだが、どうにも完成させることが出来ていない。書き始めてはいるのだが、最後まで書き切る気持ちが持続しない。プロになるには完成させればいいというわけではないが、完成させない限りはその可能性も一つもなくなってしまう。

妄想が膨らんで、ボケて書いてもいない小説を盗作だとかいう人間にはなりたくないしなw。というか、そういう人間のメンタリティは全くわからない。なんで誰でもない人間の考えていることを小説家というアウトプットできるスキルが有る人に対して言うんだろうと。意味がわからない。脳の病気でそう考えるのはわかるけれども、仮に百歩譲って盗んだとしてお前にアウトプットできる能力があるのかということである。作品として世に出せる能力ってのは、頭で妄想しているのと違う能力であるし、たとえ同じことを頭で考えていたとしても出てくる内容は違うだろう。それが表現ということだ。ちょっとしたアイデアが似ていたからと言って、盗作だと言っていたらきりがないし、形にするというのはまた別の話だろう。

と言ってきたが私とて長い文章を完成させたわけではない。長い文章を完成させた実績は卒論ぐらいじゃなかろうかと思う。それも自然科学系だったので、小説とはかなり毛色が違うし、事実を書くという論文はネタさえ揃えれば書くのはロジックで出来た。でも小説はたぶん違う。

とりあえず、手元にあるテキストはいくつかまとまっているものがある。短いものだが、組み合わせればなんとか出来るだろう。まずは一つ完成させる。それが大事。更に誰かに見てもらって、何かが起こればしめたものだ。そう簡単にいくものかとは思うが、途中にせずにやってみる。成し遂げるということは自分にとってなかなか難しいことだったから、そこを乗り越えていくのはルーチン的に出来るようになっておいたほうがいい。何も成し遂げていないわけではないが、本を書くだけじゃなくて、本を読むこと自体も最後までできなかったりするので、元々最後まできっちりやるって事自体が向いていないのかもしれない。

先のマンガを完成させろという話はやることが困難なほどハードルは高くなるが、とりあえず作らなくては上手いか下手かはわからない。しんどくても一度踏み入れたなら一つモノになるまでやるべきだろう。今はWebが表現の場になりやすいから、表現を周りに伝えるというのはハードルが下がってはいる。絵を描いたりマンガを書いたりするよりかは、断然ハードルは低いのでやらない理由はない。

もうおじさんになっちゃたけど、それだから見える風景というものはあるものだ。若い頃書かなかったことは悔やまれるが、今からでも遅くはないだろう。というか、こんなところでダダ漏れてないで、作品にを作れと言われそうだ。とりあえず、なろうになろう。


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Twitterまとめ投稿 2021/03/05 [Twitter]


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