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Arm Macは二年がかりで移行するとしているけれども [MacOSX]

ArmMacを買うのは、その二年の移行時期を超えたあたりでやるのかもなぁと思っている。二年っていうのは、Intel Macを出すのをやめるということに他ならないのだろうが、流石にOSのサポートをそこでやめるなんてことはしないよなとちょっとドキドキしている。

とはいえ、マカーは金持ちが多いから(金持ちというか仕事に使うから金に糸目をつけないだけかもしれないけど)、わりとすんなりIntelは捨てられるんじゃないかと思われる。PowerPCの時だって、そんなに処理速度は違わなくても、新規に買う人ってそんなにいなかったと思うしね。まぁ新しいものを欲しがるというのは誰だって金があれば新調したいところではあるのだけれども。

とりあえず13インチMacBookなんちゃらのSSDが標準500GBか1TBになって、RAMも16GBが標準になるくらいになったら買うかもしれない。その時の値段によるけど、標準ってことは標準的な値段である可能性は高いわけだし。

ArmはIntelよりか性能が高くなって安くなるという見方が多いけれども、僕的には性能と同等の値段になるんじゃないかなと思わなくはない。x86よりもこんなにコスパいいよというよりも、こんなにパワフルだよというところに力を入れそうな気がします。その点においては、PowerPCからIntelに変わった時の掌の返しようを考えると予想にがたくない。あんなにPowerPC推しだったのにw。

元々モバイル用の省電力がArmの持ち味だから、そこはほっといてもIntelには勝てる。デスクトップ性能をどこまで高めることができるかということなんだろうけど、Armがある程度決まりごとを守っていれば割と好き勝手にやらせてくれるようなので、熱いが速いマシンはできるんじゃないかなと思ったりはする。Appleが望むところは低消費電力で高性能というところなんだろうけど、そんなに上手くはいかないと思う。

また調子に乗ってサーバ用のプロセッサとか作り始めなければいいと思うけど、Appleはエンタープライズとかそういうのに弱いからなぁ。基本、それほど長いスパンで商売を考えていない気がするんだよね。だからこそ、ここまで儲けることができたのだろうし、iPhoneが売れなくなったその先というのは必ずくるけど、あまり想像がつかないのも事実だ。

ただAppleがMacを捨てたんじゃなかったのがちょっとホッとした。AppleFSあたりを出した時は少しは考えてくれていたんかなとは思っていたけど、Catalinaでもう捨てたんじゃないかと思っていたからね。それがRosetta2やUniversal Binary2を作っていたから、人的リソースがまともに割けなかったということだったらしい。

それとArm用のOSを作るというところも力がいるだろうしね。ただArm用にコンパイルするというだけのものだったら最適化もクソもない気がするから、もう少しまともなことをやっているだろうし。Unified Memory Architectureを本気できちんと性能を発揮するように使おうとしたら、システム周りというかデバドラ周りをかなり頑張らないと辛いかもしれないな。でもOpenCLが頓挫しちゃったのを見ると、メモリをGPUと共有したところでうまく使えない気がしてならない。自分たちで作った部分とかに関してはいくらかまともにできるんだろうけど、汎用的にあるところは他のメーカー以上にできるとはとても思えない。

なんにしてもArm Macが実力を発揮するのは、Big Sur以降のOSかと思われる。Big Surはまともに動けば御の字と考えるほかない。そんなにAppleがOSに関して優秀かと言われれば微妙なところだしね。


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Twitterまとめ投稿 2020/07/14 [Twitter]


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