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Windows10でBlu-rayディスクを焼くのが非常に遅い件。 [ハードウェア]

自作パソコンのケースで光学ドライブ用の5インチベイが無くなった意味が分かった。

仕事でBlu-rayディスクにログを焼くことになって、Linuxサーバからログを持ってきて焼くことになった。そこで少し苦労した話。

 
まず、外付けBlu-rayドライブに付属するソフトがWindows7で止まっている。製品のページに行ってもアップグレードすることはできない。なのでWindowsのエクスプローラの機能でBD-Rを焼くことになった。これがかなりクソみたいな行為だった。

ドライブにBD-Rを入れて、エクスプローラを開いて、書き込むフォルダをドロップする。そうするとコピーするとのダイアログが出てきて一日ぐらいかかると目算が出てくる。こういう時間の目測は、Windowsは当てにならないのであまり信用ならないのだが、放っておくと一晩かかってしまった。

いくら何でも遅いと思ったのだけれど、実際にはそれだけでは焼けていない。実際に焼くにはディスクを右クリックして「ディスクを書き込む」をしないと実際には焼けない。「windows10 ブルーレイ 書き込み 遅い」とかでググると、実際にディスクに書き込む速度の事を書いてあったりするのだが、実際そこはそれほど問題ではない。書き込む前の準備に時間概要にかかる方が問題なのだ。そのことを書いたものがググってもすぐに出てこない。

結局、ここまで実際に書き込む前に時間がかかるのは、ディスクに書き込むイメージをいったんHDDやらSSDやらに別途作ってから書き込むという作業をしているからだ。だから、焼く時間とは別に時間を取られる。それもファイルがこまごまとたくさんあるとそっちの時間の方が長いという酷い状態になっている。時間の目安が出てくるのはいいのだが、普通に10時間以上とかあるのでゲンナリする。今やっているディスクだと2日以上とか出ていて話にならない。実際にはたぶん2日間はかからないのだけれど、一日弱はかかりそうな予感。

光学ディスク書き込みソフトには、あるファイルをそのまま参照するオンザフライ書き込みがあって、Windowsでもそれができれば無駄に時間がかからないわけだが、Windowsのエクスプローラを使うやり方では、オンザフライができないらしい。なので丁寧にディスクイメージを作って書き込みをしているようなのだが、それだと余計なHDDとかの容量も必要だし、実際の光学ディスクの書き込みよりも時間がかかってしまっていては本末転倒だ。

確かにいろいろなことを考えるとディスクイメージを作ってからの書き込みが安全策なのだが、Blu-rayレベルになるとオンザフライじゃないとやってられない。焼く時は占有させてあげるから、オンザフライでやってくれと言いたくもなるが、その機能がWindows本体にはない。

そんなわけで、最近のパソコンから光学ディスクドライブが消えたのも分かろうものである。そもそもの扱いが面倒なので使う人も減っていたのだった。自分は主にISOを焼くのに使っていたので(それも最近はしなくなってはいたけれど)、焼く前の遅さを感じることなく使えていたのだが、このユーザビリティを考えると使いたくもなくなるわな。それにブートディスクにしたって、今はUSBメモリから行けるので光学ディスクにする必要性はさらになくなっている。

もうめんどうなので、イメージを作らずオンザフライで焼き込めるソフトを探してみた。imgnurnが前にISOファイルを作るときに入れたので、それを使うことにした。なんだ元々あったんじゃん。昔みたいに読み込みが遅れてバッファが空になっても、burn proofと言ったものがあって(CD-Rの頃の技術だから今もあるかどうか分からないけど…)書き込みはミスにならないだろうとは思うけど、実際に焼くまでは分からない。これも買ったのが古くて付属の焼くソフトがOSに対応していないからだった。もしかしたらWindows10でも動くのかもしれないけど、きちんと明示的にできると書かれているものを使いたいじゃないですか。


imgburnでオンザフライで焼きましたが、HDDが追いつかなくてバッファが空になったら書き込み停止してしばらくしたら書き込みが再開されました。そりゃCD-Rの時代の技術が一般的になっていないわけないよな。イメージを作らないで書き込むので、バッファーアンダーランみたいな停止している時間があっても、イメージを一日かかって作るのを考えると全然早い。

基本的にWindows標準の機能で焼くなということですよね。あまりにもイメージ作りに時間がかかりすぎる。昔からわかっていたことなんですが、あまりにも使っていなかったために忘れていた。それとISOを焼くだけなら一つのファイルなので、そんなに問題にならなかったのですが、細々としたファイルがある場合は酷いとしか言いようがない。

光学ディスクが廃れるはずだよなぁ。大容量のUSBメモリがある今、メリットがあるのかと言われるとないですよね…。焼きミスもあるとしたら改めて選ぶ必要はない。でもおじさんとしては5インチドライブがあると安心するんだよね…。なんだろう。DVDもリッピングした後はmp4とかにしてしまうし、今更メディアに縛られる必要はないのかもなぁと思ったり。だいいち、光学ディスクが年数が持たずに読めなくなる恐れがあるというのがいちばんのデメリットなんじゃないかなと。とはいえ、HDDにずっと書いておいておくわけにもいかないしねぇ。長期保存できる大容量のメディアがないというのがいちばんの問題なんじゃないかなと思う。


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