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簿記をソフト作りのために勉強中 [起業]

ここのところ、簿記とか経営とかの本を見てきました。パーソナルコンピュータが発達したのも、こういう計算が面倒だったから、という事に他ならないわけで。まぁプログラマ的には、Excelで簡単に実装するくらいで、自営の青色申告ぐらいは簡単に作る事は出来ると思います。

DWHとかBIとか高級なものを考えない限り、全然難しい事はしていない感じです。数学的に難しい事をしていそうな経済学とか金融工学ならまだしも、個人運営の会社程度では、小学生並みの加減乗除ができていればなんとかなるものですね。

 
簿記に限って言えば、慣れればいいという何とも嫌な感じのものになってます。一応、例示的に決まったものはあるのだけど、理論的に導きだすのがかなり困難で、大抵の本は、貸方借方は右左として覚えろという文句が多かったです。論理思考が破綻している自分ですが、覚える時に論理的に扱えないのは全然覚えられません。


ということで、

資産、負債、資本、収益、費用

というカテゴリがあって、それで借方貸方が分けられて、そのカテゴリごとに勘定科目がある、という感じ。

よく仕訳が出来たらほぼ簿記が終わりっていう話も聞きますから、一応、論理的に導きだす方法はあるものの、実際の取引がどういうパターンで、勘定科目を当てはめるかを覚えるっていうトップダウンで覚える方が早い。なんというか、小学生の時の九九を覚えるのと同じノリですね。

ただ、九九は仮に忘れても、足し算でどうにかなるけど、仕訳に関してはそういう逃げがない。もうほぼ例示的にコンセンサスが通ってるのが前提になってるから、自分の取引に適合する勘定科目を見つけるしかないのです。最悪な事に、自分で勘定科目を作ってもいいときている。意味分かんないよ。確かに5つのカテゴリに当てはめれば、そこで宣言終了なんですが、C++の継承みたいに、何がしかの記述があれば問題ないんですが、その記述ってのが総勘定元帳にあるってわけじゃないし、相手がきちんと理解してくれるのかがすごく不安な気がします。とはいえ、税務署職員がわかればいいんですけどね。自分で勘定科目を作っておきながら、税務署が理解してくれないとかすごい寂しい状況って考えたくないですね。

組み合わせ的に破綻する構造ではないものの、可塑的な部分が初歩の人間を困惑させている気がします。今はパソコンでソフトに任せておけば、そういうのはあんまり関係なく最後まで、税務署に報告できてしまうわけですが、あえてソフトを作るとなるとなかなか覚える事が多いです。

実際の出来事を簿記の形式に落とすことをやるわけですが、今の他のソフトはどうなっているのかをちょっと知りたいなぁと思っています。前に青色申告用のソフトを買ってきましたが、複式簿記じゃないのだったので、今回のソフト作りにはあんまり関係ないかもしれないですね。他のソフトで出来る事はなるべく網羅したいとは思っていますが、盛りすぎてバグが発生しやすい状態にだけはしたくないですね。



そのうち自営業で金を稼げるようになったら、合同会社を立ち上げようと思っています。そのためにも簿記は必要だと思ったので、いい機会だと思ってやってます。簿記のソフトって案外たくさんあるんですけど、フリーで使えるってのは見た事ないんですよね。全然、お金払っても高くないのですが、毎年エクセルで作れる程度のものに、2万も3万も使うぐらいだったら、簡単にできれば自分で作ってしまえ、と思ったわけです。それとRuby on Railsだったら、簡易的なものを作るのだったら、そんなに手間はかからないし、実際の目的を持ってソフトを作ろうとすると、今後の気をつける点が分かってくると思っています。やはり、本だけではフレームワークのなかなかエッセンスを取り入れる事は難しいし、具体例があったとしても、自分がいちから解決しようとして動いてないので、経験値の獲得という点ではあまり鍛えられない気がしています。

そんなわけで、Rails3で色々頑張っています。AjaxとかHTML5とか乗り越えないといけない事はたくさんありますが、会社建てちゃったらもっと面倒ごとが多くなりそうですなぁ。その時のためにも、技術的なことは解決しておかないと、あとあと後手後手になりそうな気がします。



前にRails3のscaffoldを使って、超簡易仕訳帳を作ったわけですが、次は勘定科目を入れ込んでいきたいと思います。そこではもう、scaffoldみたいな便利なツールはなくて、作り込みに入っていくと思うので、ちょっと気合い入れてやってみようと思います。


タグ:簿記
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