SSブログ

小学生の無知蒙昧さを思い出した [徒然]

音楽でクラスメイトの算数力のボロが出たのを思い出した。僕はピアノの先生に習って、四拍のばす演奏を1から5まで数えて、五の直前で音を延ばすのを止めた。明らかに周りとは一拍長いので目立つ。僕はピアノの先生に習ったから間違いない事を主張したが、頭の悪いクラスメイトは理解できなかった。

1から始めるとすると、全音符の4拍を数えると5までになるのは自明だ。そうしないと、一拍だけの時はスタッカートみたいな演奏にせざるを得ないからだ。始点が0からだったら4で終わりでいいんだけど、1から始めるとして4で終わると3拍分しか延ばしていない事になる。

分かりやすく説明すると、杭の話が分かりやすい。五本の杭を直線上に等間隔で立てるとする。そうすると杭の間の空間はいくつになるでしょう。そう、答えは4。

|1|2|3|4|

こんな感じで、音に対してももちろん適応できる。池の周りに立てると、クイの数と間の数は一緒になるけど、音楽はそういうものではないので意味はない(ループとかは意味が違う)。級友の無知もあるが、それを説明できない私も力不足であった。結局、説明できずに、4拍の所を同調圧力によって3拍に押し込められた。というかきちんと援護射撃してくれよ、アホ先生。アホ小学生に教えるのは面倒くさいんでしょうね。というか、同調圧力ってのは日本人の悪いクセだ。


同じくデノミに対しても、中学生の級友は分からなかった。同じクラスにいた生徒は、北朝鮮の平民並みの知識と理解力しかない、という事になる。もしかしたら、円高ドル安の為替の状況が、額面の値段と価値が反比例する事さえ分かっていないのでないか、とすら思ってしまう。社会の中で生きていくのはそれなりに難しいが、多くの部分をうやむやに理解しているような気がする。それはそれでいいのだが、できれば概略だけでも正しく理解しておきたい。教育は何のためにあるんだ?なんて小学生の頃に思ったし、かなり大きくなってから義務教育はなんでやるのか分からないという野郎がいたのだが、彼が進む先には義務教育すらいかせない人生が待っているかどうかは分からない。

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。