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HomeBrewでは新しいバージョンのツールには以前の設定が引き継がれないっぽい [MacOSX]

Macで大活躍するHomeBrewですが、MacPortsとはまた違った問題がありました。

それは導入されたツールの設定がアップデートすると引き継がれないこと。普通のソフトはUNIX系だと/etcに設定ファイルが置かれるわけですが、HomeBrewはツールごとの各バージョンのフォルダにetcディレクトリを持つので、新しく brew upgrade outdated とかしてツールを新しくした場合は、設定が引き継がれません。突然、MacのSambaが外から見えなくなったのでちょっとびっくりしました。またWindowsが不安定だよとか思っててごめん。でも、そう思わせるMSの不安定さが悪いんだからねっ!


例えば、Sambaがあるとして、その設定を移動させるにはcpコマンドで良いのですが、元々ファイルがあるので、それを残したい方はmvとかでリネームするなりしてバックアップを取っておいてください。ってデフォルト設定も大した事がないような気がしたから、私は上書きしちゃいました。

cp /usr/local/Cellar/samba/3.6.8/etc/smb.conf /usr/local/Cellar/samba/3.6.20/etc/


引き継げるように勝手にコピーしてくれる設定とかないのかな。それか同じツールくらい同じ場所のetcフォルダにするとかやりようはいくらでもありそうなものだけれど…。そこいらはHomeBrewが熟していないという事なんでしょう。というか、MacOSXにも/etcがあるんだから、そこにHomeBrew専用のディレクトリを作ってしまえば良いのに、とか思うんですけどね。

ちなみに/usr/local/CellarってところにHomeBrewで入れたものの本体が詰まっているので、何かがあったらそこを漁れば大体解決します。


ってこれだけじゃ解決しなかったんだったっけ?
うん、見えるようになったんだけど、ユーザーの認証のところで転んだんだった。

前回の設定で迷ったところを見返してみる。

http://miff.blog.so-net.ne.jp/2013-06-23-1

今回はprivateフォルダは作られるようになったんだね。そりゃ、作らないと動かなかったからねぇ。直すのは当たり前だとして、sudo smbpasswd -a でユーザーを作ってあげないとダメだったっぽい。前回と同じユーザーにしたんだけど、結局、smbpasswdというか、新しいSAMBAとしては別物として認識せざるを得なかったのかもしれない。パスワードのあるところを見れば分かるんだろうけど、Macのはどこにあるのかよく知らないのでこれ以上深くつっこまない。動いたからね。

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