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鬼滅の刃の絵が上手いかどうかとか [徒然]

鬼滅の刃、最終巻を迎えて転売ヤーも躍起になっていましたが、ネットで売れる前提もさることながら電子媒体でも買えるという側面もあるなぁと思ったりしています。どちらもネットがないと成立しないものですもんね。でも、以前ネットワークの一部を担っていたものとしては、下らねー情報ばっかり流してんじゃねぇよと言いたくもなります。転売ヤーも嫌いですが、その温床となるメルカリとかの企業も嫌いです。転売ヤーの片棒を担いでるも同然ですからね。必要悪で儲けるのはやっぱりどこまで行っても悪なわけで。

 
アニメだけで漫画を読んでない熱心さが足りない消費者ですが、劇場版が入ってしまうと全部アニメで見られる機会を失う可能性もあるなと思って、途中からでも本で読もうかなぁと思ってはいます。思ってはいるものの呪術廽戦もまだ全部読めてないしなぁ。



Twitterで鬼滅の刃の絵が下手でアニメが綺麗だから売れた、というのは間違いだと書いてあった。絵描きからすると羨むくらいパースとかきちんと取れているそうで、下手に見えるのは描線がガサガサしているから下手に見えるんじゃないかと。

確かに描線がカサついている感じはしていたが、それは大正ロマンの表現方法なのだと気づく。殺伐とした鬼滅には滑らかな描線は似合わないかもしれない。ただ、滑らかな描線を描くために、プロはつけペンを使ったりしていたわけだけど、今はそういう時代でもないかもしれない(デジタル原稿も多いらしいし)。

絵が上手い下手というより、絵の好き嫌いなんじゃないかなと思ったりする。ワンピースの尾田の絵は私は大っ嫌いである(好きなドラゴンボールの絵を描いていた時には反吐が出た)。ある人は彼の絵を上手いと言っていたが、僕としてはこなれてはいるが決して上手いとは思えない。だから上手い下手っていうのは主観によるもので、客観的な尺度では必ずしもないと思う。どんなに上手いパースが描けていたからと言っても、嫌いな絵を描かれてはどうしようもない。


仮に絵が下手で売れていなかったとしても、アニメで火がついて売れたんだから話の作り方は面白かったということですよね。それはそれで作家としては嬉しいことなんじゃないかと思うんだよね。絵で敬遠していた人も引きつけたわけだし、漫画家としての総合的な力量は高いことに違いはない。

単行本では完結したらしいけど、これから追っかけて読むかどうか思案中。それよりも取り貯めている深夜アニメを見た方がいいんじゃないかと思ったりはする。やたら見てないのが多い。気にしているのはリアタイに近いテンポで見れてるんだけど、つまずくと全然見てないアニメがかなりある。

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