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auひかりも替え時が来そうか? [ハードウェア]

元々TEPCOひかりだったのが、auひかりになってしばらく経つけれども、100Mbpsでベストエフォートで1Gbpsという触れ込みだった。最初の頃は、外側のネットワークが遅かったので、CDNがあるところぐらいしか速さが実感できなかった。それもかなり改善されてきた感じで、100Mbps以上出るというメリットが出てきたのはここ5年くらいだろう。その他の所は100Mbpsで頭打ちなところも多かっただろうから、そこそこ優越感があったのだが今ではそんなでもない。

 
10Gbpsのサービスも出てきていて、家の中を10Gイーサにしても活かせる外部回線になっている。Wi-Fiの速度もギガビットイーサを超えてきて、家の中でもギガビットイーサ以上の有線の回線を引くことも意味が出てきた。とはいえ、10Gイーサの製品は一般化しているギガビットイーサに比べて高い。この先は値段がこなれてくるんだろうけど、ケーブルもスイッチも個人で導入するには少し腰が引ける値段だ。

それとインターネットに繋ぐまでの速さが上がったとしても、その外が遅かったら意味ないですし、意味が出るほどトラフィックが発生するってのは、外部にサービスを公開でもしない限りはないだろうなと思ったりするわけです。ダウンロードが速くなるのもせいぜいで、Bittorrentでも使っていない限り、そこまで速い回線を使い切れるとは思えないのです。ドカンと大きいデータを運べるのはいいですけど、その能力のあるネット側のサーバがほぼないという状況は改善は見られるものの昔からたいして変わっていない気がします。

なので10Gbps化は時期尚早な気がしますが、やろうと思えば手が届かなくはない状況ではあります。買えなくはないが、費用対効果が低いってところでしょうか。ただ、ギガビットイーサと違ってところどころでボトルネックが出来やすいというのはあると思います。Wi-Fi 6Eの最高速度は9.6Gbpsと10Gbpsに近づきつつありますが、目一杯速度が出るなんてことないでしょうしね。やはり家の中で良くても、外に出る時に無理があるというのはあると思います。その状況はTEPCOひかりの時に味わってますしね。家の中で速くなっても、内部で機材がない限りはそんなに目立って便利にならないというのはあると思います。

そもそものauひかりが安いかといえば、値段相応なのは否めません。バカに高いわけではないけど、100Mbpsを少し超えるぐらいのスペックで月5000円以上払うのは安い感じはしません。とはいえ、そこまで高いという気もしません。10Gbpsになると5000円台では済まないですし、コスパ的には悪く自営業をしているわけでもないので、仕事している間は使えないわけで、そこまで注ぎ込めるものでもないのですよね。

100Mbps以上は出ない回線と、10Gbpsを確保してくれている回線の間にいるわけですが、やはり間の値段に落ち着くわけです。そうなると携帯電話の通信量以上に選択の幅が小さい気がします。携帯よりも導入時のコストとか手間とかはかかるわけですし、おいそれと変えるものでもないと思うのですよね。実際は替えたいのだけれど、正直変えて満足そうな回線がないというのがある。というかコスパの問題であると言えます。そもそものauひかりのコスパがいいかと言われれば、決して良くありません。ともあれ、かなり前の導入時にもそんなに高いわけではなかったから、光回線全体があまり安くなっていないとはいえるかもしれません。




そんなことを書こうと思ったのも、auひかりからホームゲートウェイのWi-Fiを買えないかとハガキが来たからです。そんなもの出すなら少しでも通信料を安くしてくれと思うのですが、別途Wi-Fiを導入できない層がかなりいるということなのでしょう。自分は勝手にWi-Fiルーターを買って付けていますが、そういう人ばかりではないのかもしれません。

ただそのWi-FiがWi-Fi6で6Eではないっぽいのです。今のタイミングだったら6Eだろと思うのですが、ルーターというかゲートウェイ内蔵のWi-Fiなので最新にはできなかったのですね。6Eだと新しい帯域が加えられるので、Wi-Fiのメジャーバージョンが変わってもいいくらいの変化なのですが、拡張扱いのものでそれほど重くみられていないようです。今、Wi-Fi6入れるくらいなら、多少高くても6E入れるなとは思うのです。実際、次のスマホは6E対応だと思うので、その頃には6EのWi-FiルーターをAPとして使うことになると思います。

そもそもメッシュルーターも流行っていない頃から、家に鉄筋が入っているのでAPを2台体制で置いています。中継機も上手いところに置けないので、結局有線で引っ張ってくるしかなかったのですが、実際それが機器的に安定していて良かったかもしれません。大体、通信が止まったり遅かったりした場合にどこが問題なのか分かり易いし、片方がダメになってもいくらかは場所を移動すれば細いながらもつながったりできていたので、運用上良かったのでした。

その月額利用料が550円ということなのですが、数年で償却できる値段なのでお得感はないです。なので自分でAPをつなげない人用となるわけですが、auスマートバリューやUQの自宅セット割でお金がかからないっぽいです。まぁ揃えている人にとっては、携帯を合わせている限りはお金を取られなくていいということのようです。

そんな細かなサービスするくらいなら値段下げてくれと思うのですが、通例からすると同じプランで値下げをすることはないので、他のサービスに乗り換えるしかないわけです。今度乗り換える時は10Gbps回線がauひかり並みに安くなる時ぐらいですね。auひかりにも10Gbpsとかあるみたいだけど月々858円上乗せですか…。払えないわけではないけど、あえて変える理由があまりない。やはり同じ値段くらいで移行できない限りは、色々諸経費を考えると面倒が増えるだけで厳しい。まぁしばらくは無理だとは思いますね。

NTTがFTTHを一部で実現し始めた頃にTEPCOひかりを入れたわけですが、その頃から速い回線が出てきただけで大して変わっていないということですかね。まぁ多少のインフレしかしていないわけですから、値上げなんてもってのほかなわけですが、長く使っていて問題もなかったのでADSLの時のようなゲームチェンジャーが出てこない限りは乗り換えしないでしょう。そして中途半端な謹製Wi-Fiルーターも入れない。今までの通り、じわじわ真綿で首を絞められるようにauひかりに金を落とすだけですね。まぁauひかり自体は悪いわけではないのだけれどね。家計の中で通信費が占める割合が高いので、どうしても目立ってしまうってのはあります。


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