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観念してM2 MacBookAirを買った(でもProだった…)。 [ハードウェア]

15年弱前のMacBook ProをOpenCore Legacy Patcherを入れて延命していた私ですが、この度M2 MacBookAirをヨドバシのブラックフライデーでポチってしまいました。だってポイントを含めて5万円くらい安かったんですもの。それもRAM 16GBでSSD 512GBのCTOモデル。AmazonのブラックフライデーだとRAMしかCTOできなかったので、これは渡りに船だと思って買っちゃいました。

 
昔のMacBook Proにしても、たぶんx86用のOSはSonomaで終わりになっちゃうだろうから、手持ちのハードがArmでないとmacOSが使えなくなってしまうとちょっと危機感があった。現役だったMacBook Airもx86だし、CTOで現行のマシンと同じくらいのスペック(RAMとSSD)にはできたので、ここで買わないと買いそびれると思った。それに正月の初売りよりも値引き率が良さそうだったので、CTOできるんだったら問題ないかなって。

元々、M3が出てきてM2が型落ちで安くはなるとは思っていたので、本家でもっと安く売ることになるかもしれないけど、こんなタイミングはめったにないので買いました。正月初売りでポイントを稼ぐことも考えていたんだけど、たぶんそれ以上にうまい話が来てしまったので、飛びつかざるを得ませんでした。

しかし、買い上げのボタンをぽちった後に、クレジットカード決済の確認は取れたんだけど、出荷ステータスが一向に在庫確認中から移行しない。水曜の夜に頼んで木曜日に入ってからも気になって、ちょこちょこ起きてはステータスが出荷にならないかヒヤヒヤしていた。在庫ありませんでしたってことがあるかもと思ってしまったんですよね。買ったときにはすでに残りわずかと書いてあったので、間に合うかなと思っていたのもあって、ちょっと厳しかった。

朝の6時ころになってやっと出荷のステータスになってほっとした。なんで金がなくなるのにほっとしていんねんと自分にツッコミを入れつつ待つ。今更だけどスペックは
MacBook Pro 13インチ M2チップ(8コアCPU/10コアGPU)/16GBユニファイドメモリ/SSD 512GB/バックライトMagic Keyboard - 日本語(JIS)/カスタマイズモデル(CTO) スペースグレイ [Z16S0003W]

というやつ。ん?Pro?Airでなくて?
ヨドバシのサイトにはそう書いていた。しかし、Airでもこのくらいのカスタマイズをかけると、値引き前の値段くらいするはずだ。なのでAirだとばかり思っていた。そしてM2のMacBookProはもう一般のWebのAppleStoreにはないみたいだ。あ~だから投げ売り価格だったのかぁ。M2 Airだったらブラックフライデーとは言え無理に値段を下げたら、本家と競合しちゃうもんねぇ。

そんな感じで値引きをしているのには訳があったのでした。その後にも考えていたのはとちょっと違うことがありました。買いに焦ったのはちょっと問題だったな。早まったというか。

深夜に買って翌々日の午前中にmacは着いていたのだけれど、テレワークでない日だったのでいじれず(ヲイ)。まぁテレワークで荷物来たらいじっちゃうよね、心情としては。

案外小さな箱だったのだけれど、開封の儀を雑に行ない写真も撮らずここにも上げません。だって型落ちのM2 MacBook Proなんか今更誰が見たいかって話ですよ。羨ましがられることもないし、M3で初日に買っても人にふれ回るようなことをする人間じゃないので。そんなのつまらないYouTuberだけでたくさんですよ。

開けてみると違和感が…。あ、Touch Barが付いてるw。あの不人気なタッチバーがついている最後の筐体かぁ。えらいものを引いてしまったなw。まぁそれはそれでいい。ESCキーは物理キーだしね。問題はそんなにない。メリットもないけどw。

あと電源がMagSafeになったと思っていたら、普通にUSB-Cのでした。それとUSB-C端子が二つしかない。MacBook Proって少し多くなかったっけ? まぁ日頃よく見ていないからこういうことになるわけです。でも、安く投げ売りされていた意味が良くわかってきました。不人気な機種だったから売れ残ってもいたんだね。わかりみ。




地道に色々インストールしていったんだけど、そういやバックアップからデータ流し込めるなと思い、TimeMachineバックアップから転送してみた。そうすると10時間以上の見積もりが出て寝て待つしかないなと思った。でも、興奮してよく眠れずNASからの転送をちょくちょく起きながら見ていた。結局は7時間くらいしかかからなかったが、それでもやはり長い。NASはHDDだし、Wi-Fi接続だし、有線LANにすればよかったかなと後悔。そもそもQNAPのNASのTimeMachineの検出に問題があって、afp://で指定してあげないと動かなかったりしたが、その認識もかなり遅い。QNAPのNASは自身の起動もかなり遅いんだよね。

やっと転送されたと思っていたら、そこそこ問題があった。いらないアプリケーションが結構入って、たぶんx86のバイナリに置き換わってしまっていたようであった。元々あったアプリケーションも無くなったものもあったような気がする。

その上、タッチバーが効かなくなる。それだけではなくて新しくなった設定が以前の設定で上書きされて新しいものが使えなくなることが多々あった。以前の環境を再現するという意味において、かなり有用ではあるのだが、ちょっとデータが欲しいくらいだったらUSBメモリとかで持ってきた方がゴミデータを持ち込まなくても良いので、クリーンインストールの良さを味わいたいのならそっちの方がいい。

そんなわけでArm Macの洗礼を受けたわけだが、基本的に動きはサクサクしているしインストールの時にApple Siliconのバイナリを選べれば問題ない。もうそろそろArm Macも浸透しているから、一般的なアプリケーションは大体対応していると見ていい。まぁXcodeでコンパイルする時にターゲットを指定すればいいのだろうけど、最近は開発していないのでどうなのかはわからない。

要するに買うのを早まってしまったわけだが、M2チップ自体は悪いものではないので、総合的に悪いかもしれないけれど、ポイントを含めて5万円近く安く買えたのは良かったのであろう。これを逃したらまずApple Siliconの現役macは20万円以下では買えないと思う。現在M1のMacも売ってはいるのだけれど、SSDやRAMを追加していくと20万円弱になってしまう。今更M1を買うメリットはないので、やはり型落ちしたその時に買うのがリーズナブルだと思われる。

これで10年以上落ちのMacBook Proを使わなくて済む。昔のMacでも小さければいいのだけれど、初期のアルミのユニボディで15インチあるから膝上で作業するのはきつい。無理くりSonomaを入れて使っていたけれど作業が無駄になっちゃったな。

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