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Ubuntuを古いMacに入れて気づいたこと [Linux]

Macが古くなって、流石に古くなったMacOSをそのまま使い続けるのもなんなので、軽量Linuxを点々としたあと結局Ubuntuを入れることになりました。数ヶ月Ubuntuを使い続けて分かったこと書きます。

 
軽量Linuxではあまりに日本語入力に問題があったので、結局Ubuntuを使うことになったのだけれど、Ubuntuでも使いやすいとは言えない。⌘+Shiftキーで日本語入力を切り替えはできるけど、そのままでは日本語入力できない。右上のステータスバーから「入力モード」からかな入力にしないと、日本語入力がままならない。さすがに一回設定してしまえば、⌘+Shiftで日本語入力できるようになるんだけど、再起動するとすぐに忘れて毎回マウスで設定し直さないといけない。それでもまだ日本語入力できるから本家Ubuntuはまだマシなんだけどね。macは特にWindowsにあるキーが無いとかあるから日本語入力などはそこそこきつい。かな英数キーは当然のごとく使えないし、やはりWindowsマシンのディストロなのだなと思ってしまう。


今一番困っているのが、Wi-Fi関係。長い間使っていると勝手に切れる。切れても接続しなおせばいいと思うんだけど、右上のステータスバーからメニューを選んでいくとGUIがフリーズする。キー操作でなんとかなるかもしれないんだけど、基本的にマウスは動かなくなるし何もできなくなり、電源キー長押しするしかなくなる。

今ではどうなのか知らないけど、LinuxではWi-FiのドライバはWindowsのを無理やり使っているということを聞いたことがある。OSSが許されているハードだったらいいのだけれど、macのWi-Fiドライバはプロプライエタリだから別途入れないといけなかった。Debianだったら使えないかな。


あとBluetoothの利用も微妙な感じ。これはハード側の問題があるのかもしれないけど、マウスが使えたり使えなかったりした。元々ペアリングの問題ですでに不安定というのもあるんだけど、少ない検証例の中では使えないものもあった。まぁmacのLinuxでBluetoothやっているって事自体マイナーなんだろうから仕方ないのかもしれないけど…。ググっても一般的にBluetoothのLinuxでの使用は微妙っぽい。


あとPrint Screenキーがmacにはないから、Ubuntuでスクリーンショットを取るにも苦労した。ググると基本的にPrint Screenで撮るように書いてあるから、わざわざアプリを導入しないといけない。アプリをアプリリポジトリ導入アプリで探したんだけど、あまりいいものがなかった。ただスクショ撮るだけなのに何でこんなに苦労しないといけないんだというものばかり。

LinuxはGUIアプリが変なのが多すぎて辟易する。デフォルト導入されているFirefoxですら動作に問題があって、いやいやChromeを入れたほど。昔はFirefoxはLinuxのブラウザとしてマシな方だな、と思っていたけど今ではそうでもない。ちょっとしたところが変で動かなかったり挙動が変だったりする。やはりWindows/Macのように使われていない分、ユーザーから突っ込まれることも少ないのだろうと思うが、ツッコまれても改善しない外国人プログラマーも多くて面倒だ。正直使う気をなくす。


よくLinuxデスクトップがあればWindowsいらないぜ、という人がいるけれども、Windowsの手厚いサポートがあるのと、問題があったらコマンドラインを叩くか不自由なまま使い続けなければならないLinuxを考えると、やはり雲泥の差があるのではないかと思う。確かに使えるようになってきてはいるけど、周辺機器のことも考えるとどうしても使えない部分は多くなっている。使っていてやはりLinuxはGUIを入れずに軽いメモリ消費でサーバ運用するのが一番だなと思ってしまう。そもそもコミュニティがGUIに対する情熱が薄くて、ちょっとしたことがきちんとできないことが多い。バグも多いし、直してくれる確率も低いし、致命的なものも少なくない。

ディストロが多すぎてリソースが分散しすぎているのが問題なんだろうなとは思う。デスクトップOSの決定版みたいなものがあればいいんだけど、Ubuntuですら派生ディストリビューションが出まくっていて訳の分からない状態になっていますし、正直望み薄です。


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