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Macろクロスケ [MacOSX]

職業柄、職場にMacが混在している環境なのだが、M1MacとBig Surは禁止されている。どっちもまだ社内的に使うもののサポートが追い付いていないためだ。要するにピンポイントな部分が動かないので、買ったりアップデートしてくれるなというお達しである。それだけならまだしも、ウイルス対策ソフト的にも不都合があったりでダメらしい。

まぁそうだよなぁと思わなくはないけど、新旧の互換性の問題はビジネスではかなりネックになる話で、AppleのようにCPUをサックリ変えてしまう会社の製品を使っている自体が信じられないのですが、企業風土的に使う人が多いというのは避けられないわけで。

普通に企業に入ってSEをしている人は、Macが入っている仕事場になんて入らないのが普通で、一般企業には普通はMacはない。だから、気にするのはWindowsだけでいいんだけど、Linuxとかは基本的に開発する人が勝手にいじくっているので問題ない。本当はサポートしてくれたらいいんだけど、そこまでのことをLinuxに求めることはどだい無理な話だ。


10年前くらい前のMacBook Proがいまだに家で現役なのだが、ブラウザをChromeにしてもハードウェア支援が効かなくてMeetの背景が代えられなかったり、いろいろできないことが増えてきた。SSDにして動作的にはそんなに遅いという事もないんだけど、CPUのせいでOSも途中でアップグレードが止まってしまっている。

そういやAppleのOSのサポートは、Windowsほどはっきりしていなくて、基本的に最新のものを使うというのが慣例になっている。だけども、Big Surは今まで以上に移行しきれていないなぁ。比較的新しいMacBook AirもCatalinaのままだし、そろそろ移行してもいいんじゃないかと思っている。何か問題が出るといけないので、年度が変わるまで位には何とかしようかと思っている。まぁ変えなかったところで問題が出るわけじゃないしね。

ここ20年くらいでMacだとできないことと、Macじゃないとできないことがかなり減ってきた。一時期はクリエイティブ系が幅を利かせてきたが、今ではWindowsでもソフトが出ていて問題ない。途中でUNIXという事で、Web系の開発マシンとしての使い道ができたのには驚いた。まぁGoogleのエンジニアが使っていたくらいだからねぇ。でも今はGoogleはDebianベースなのだろうな。Webアプリも増えたという事で、スマホでさえ同じことができるようになってしまった。

そんなわけでMacである必要性というものは、iOSに加担するAppleからも否定されがちなのだが、iOSのネイティブアプリを作るのはMacしか基本的にできないので、その部分で生きていくしかないのかなと思ったり。まぁ今も昔も普通の人は使わないんだよねMac。使う人ってのは大学ではメジャーであったとか、使いたいソフトがMacでしかなかったとか、明確な理由がある人も多いんだけど、熱心なApple信者というのはそういう理由があまり無いような気がする。

まぁMacもやることがあまりなくて、OSXの導入以降はTimeMachineとAppleFSぐらいしかまともな機能追加がなかったもんな。iOS関係は最初から完成度が高かったから同じように、それほど新規機能というものはなかったのかもしれないけど、地道に進化はしている気はする。macOSもiOS対応で少しは進化したけど、iCloudでデータ同期ぐらいで、Appleで揃えないとできないことってのもあるかといえば、それほどないような気もする。

でも、基本的な方針はPCの未来の指針にもなっている。要するにマネをするわけだが、方向性が間違っていないという事をわりとさっさとやってしまうところはあるので、それはさすがだとは思う。実際、それを始めるってのは難しいことも多いしね。考えることと、それをやることと、それが成功することは全部別フェイズなので、そこを乗り越えていく企業はすごいとは思う。よくイノベーションとか言うけれど、平均的なものからはそういうものは生まれにくいのは確かだしね。

失敗はあるけど、そこそこ成功しているので怪我の功名的なところもある。ハードウェアを安易に捨てるのも、一般企業とのしがらみが少ないからできることですし。それだけに維持するのにはそこそこ金はかかるよね。それとPCと同じことをしようとすると面倒が出てくるのもご愛嬌というところで。Appleは地位が高い人は切れるんだけど、そうでない一般職員は普通にヘマをするという感じではある。わりと確かめないでリリースするってことは多い。MSでも少なくはないけど、それはハードウェアのバリエーションが多いという事で許してあげよう。

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