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IPv6をやってみた。pingとWebサーバ [web]

前はDHCPv6サーバを立てて、Win7, WinXP, MacOSXでIPアドレスを配る事ができていたようでした。まずは第一歩ですが、これはLinuxでパッケージをインストールできれば誰でもできる事なのでした。設定とかは、v4のときも大してした事がないので、このままでいいんじゃないか、とは思っています。まぁ何かしら不具合が出た時に対応すればいい。

お次は、ping。ええと、pingってICMPだからプロトコルの位置としてはUDPの上に乗ってるんだっけ? 結局、IPアドレスで送るホストを決めなくちゃならんから、新しいのが必要になってくるんでしょう。Windowsだとping6.exeっていうのがあるらしい。後で使ってみましょうかね。Debianでも特にパッケージを入れずともping6って入ってたにょ。aptitude search pingで探しちゃったけど無駄でした。特に手を入れる必要がなく、検証はできそう。

 ping6 ::1

で、ping 127.0.0.1みたいなことができるらしい。あんま意味ないけどね。ちなみにDebianではping6 localhostはできませんでした。

IPv6のアドレスの棲み分けみたいなのが全然分かってないな。wikipediaとかで調べとかないとな。



XPだとping6ってのがあるけど、Win7だとない。pingでIPv6対応してくれているらしい。v4ももちろん対応してくれているので、頻繁に使うのであれば、自動切換えのほうが考えなくて良いかもね。ちなみにping localhostと打つと、::1にpingを打ってくれます。

ええと、DHCPv6なサーバを入れてるLinuxにPINGしたけど、特に問題なく通りました。Windowsだと変な仕組みが邪魔してpingですら通らないんじゃなかろうかと思っていたけれど、Win7では問題ないみたい。散々問題があったWindowsですから、こういうところは直っていて当たり前なんですが、そこいらへんは同じ轍を踏むようじゃ未来はないです。ええと、同一ホストでIPv4のアドレスと、IPv6のアドレスが両立できていたのでひとまず安心。こういうところは互換性のないプロトコルってのは、切り分けの面倒さがなくて良い。



意外な事にMacOSXではpingできてない。DHCPからアドレスもらえてないのかも。IPアドレスはMACアドレスで自動的に生成できるみたいだし。Windows7では普通にもらえてたのにな。システム環境設定のネットワークの詳細ボタンで見たけど、IPv6の構成が自動になってるけど、IPv6アドレスの部分がブランクになっちゃってる。sudo ifconfigだと一応入ってるけど、アドレスらしき文字列の後によく分からない文字列があった。

 %en1 prefixlen 64 scopeid 0x6

自動だから、ルータの設定をしてあげなくてもいいはずなんだけど、そこにDHCPサーバを求めていたら問題なので、DHCPv6なIPアドレスを設定してあげたけどダメでした。プレフィックス長ってのが、上のprefixlen 64ってところに該当するんだろうけど、いまいち使い方がよく分からない。むー、とりあえずはping6 ::1ってのはできてたんだけど、マシンの外側になったらからっきしダメだ。

あとあとググって対策を練りましょうかね。ちなみに今のOSはSnow Leopardです。



その、あとあとですが、http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080730.html

 sudo ip6config start-v6 all

ってのがあったのでやってみたら、

Starting IPv6 on all interfaces.
ip6: error attaching en0
ip6: error attaching fw0
ip6: error attaching en1


全部ダメじゃん。何が悪いんだかねぇ。





そして、Webサーバなんですけども、ApacheのIPv6対応ってどうなってんのかな? 設定ファイルを少し変えてあげればできちゃいそうな気がしますが、実際はどうなのかな。

Apacheの設定です。ApacheはDebianをSqueezeにアップグレードしたため、なぜかApacheの設定も部分的に吹っ飛んでました。設定を残すのを選んだんだけどなぁ。WebDAVの設定なんかも飛んで使えなくなってた。それも直しとこうと思います。

あ、Apacheデフォルトで何にもしなくても対応してるみたい。DNSに登録すれば、v6でもアクセスするのは大丈夫みたいです。って、自分でDNSサーバとか立てるのは面倒なのでどうしようかなぁ。

先に、v6のアドレスを直に打ち込んで、「http://v6のあどれす」としたのだけれど、全然見えませんでした、とお伝えしました。でも、v6のIPアドレスに[ ]で囲めば、普通にアクセスOKでした。FirefoxでもIE8でも同様に対処できます。あぁSafariは面倒なのでやらない。

うそうそWindows版では同様に[]でネストすればできましたよ。Macはpingが打てないのと同じく、Webサーバも見えませんでした。今のところ、MacOSXのIPv6は腐ってます。他のところで見ると、できてはいるので何かしらの問題は存在しているとは思うけど、情報をもっと入れないとダメですね。


でもApacheはソツがなさ過ぎて、なんかつまらないなぁ。面倒がなくていいけどさ。設定もお外につなげるときにDNSへの設定をしてあげれば済むってことなので、それはそのときに対応することにします。あーなんてあっけない幕切れなんだ~。実はサーバの設定よりか、よく使うクライアントマシンの方が気になってはいる。

あとdynamicDNSとかはフリーのがあるんだろうか。サーバを外に晒す時、ないと面倒なんだけど、v6だったらIP固定にしちゃってもいい気がしますね。つーか、IPマスカレードとかNATする必要がないよね〜。だからDynDNSは必要もないのかな? とはいえ、根本からDNSが必要なくなったわけじゃなくて、むしろIPアドレスが覚えにくい以上、URLな文字列の重要性が増してくる、なんて事がどこかに書いてあった。

次は時間がなくてやってないXPと、今回できなかったMacOSXの設定を何とかしようと思う。


タグ:IPv6
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