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シルバーウィーク最終日はWindows Updateで終わる。 [ハードウェア]

先にWindows10が終わる時には、少なくとも1台のデスクトップは買わんといかんな、と思っていた。デスクトップが三台あって、現役で動いているのが二台なのだが、一台は放置状態であった。KVMで切り替えとかできるようになっているんだけども、ほぼ動かしていなかった。

そのパソコンはAMDのCPUだったのだが、AMD FXでRyzenで輝かしく復活する前のダメダメブルドーザーだったりする。それも8コアなのでそこそこ電力を消費する。だから普段使いに向いていない。NVIDIAのCUDAを使って、H.264を爆速エンコーディングにしようとして挫折して、NVIDIAのGPUのハードウェアエンコード機能を使おうとして先に本家にやられたという歴史を持つマシンだった。色々完全に負けたので、嫌な思い出として封印気味だった、

でも半年前ぐらいに久しぶりに使おうとして、電源を入れたらパソコンの電源部分から煙を吹いてケミカル臭が部屋に充満した。しょうがないから電源だけ外に放り出して電源を取り外したまま本体を放置していたのだが、Windows10も入っているし、いざという時に動かせるようにしておきたかった。まぁ放置でもいいんだけど、何か勿体無いしそれまでにやった資産があるので、取り出すのが面倒になるのは嫌だ。

電源が煙を吹いたので、その電力でマザーボードなどにダメージがないか心配だった。使っていない電源があったので(使っていない電源というありえないシチュは後で話すとして)、それを外部から繋いで動かして見た。案の定、CPU関係のLEDランプが赤く灯る。ずっと点ったっきりなので、細かいことはわからない。マザーボードに付属のマニュアルを見ても出ていない。こういう時、日本語で読めるとしんどくないのだが、英語でもいいから細かく書いてくれと思わないでもない。

マザーボードの型番、M5A97EVOとLED redあたりでググってみると、色々と問題の種類はあるらしい。文字通りCPUの問題、マザーボードの問題、電源や電源ケーブルの問題ぐらいがあったと思ったけど、ちょっと気になるものがあった。それはマザーボードの電池である。基本的に電圧がなくなっても、BIOSの設定が飛ぶくらいだべ、と思っていたんだけど、ブートに関係しているとは思わなかった。電池が消耗していると、OSが立ち上がらなかったり、BIOSの手前で動かなかったりするケースがあるようだ。

https://www.4900.co.jp/smarticle/24573/

実際のところ、たぶんそれは当たっていて、取り替えたらCPU LEDの赤いランプは消えた。その他にCPUのグリスを拭き取って塗り直したり、CPUの端子を軽く吹いたり拭いたりしたので、必ずしも電池だけの問題じゃないかもしれない。CPUを外してCPUかマザーボードがダメージを受けている可能性もあったので、それが気がかりでどちらの場合も打つ手なしに思えた。どちらがダメでも替えて復活させるほどのものではないと思うし、もしどちらかがダメになっていたら一足飛びにWindows11マシンを組んでいるところだ。

マザーボードにはCR2032というボタン電池が使われていたのだが、割と汎用性のある電池だったらしく、家のストックに一つだけあった。一個あれば十分なので、見事にストックの役目を果たしたわけだけど、家のストックがなくなってしまった。仕方がないのでヨドバシで注文した。

オヤジにPanasonicが一個二百円で、東芝が百円、怪しいメーカーが二個百円という値段だけど、どれがいいと聞いた。百均で二個買えるので、怪しさは百均なみということになる。親父はPanasonic一択のようであったが、確かに液漏れしてダメージ食らうよりかはいいとは思う。と言っても、親父が買ってきたのは、三菱の比較的安いのみたいだったけどなw。

高いCR2032を買ってしまってから、ブートしていたPCにWindows Updateをする。かなり前のものだから時間がかかりそうだなと思ったら、案の定そうであった。Windows Updateのログを見ると2017年から更新されていない。だいたい五年間ぐらい使っていなかったわけだが、HDDも損傷していなさそうだし、全体的に普通に動いている感じだ。

ASUSのマザーボードもそこそこ安定しているけど、パソコン全体的なクオリティの底上げには目を見張るものがある。昔は自作だから部分的にダメになっても替えて、アップグレードも兼ねるとかがあったけど、今はほとんど全部マザーボードに入っているから責任重大なところはある。基本的に今カードを差して変えるのって、GPUぐらいしかないだろうし何か増設するにしてもUSBで事足りることがほとんどだ。

家のマシンのブートドライブはみなSSD化しているが(PS4まで)、このPCだけは時間に取り残されてHDDのままだった。使わないからSSDにもしなかったわけだ。たぶん、SSDを用意してWindows10をインストールしても、元のマシンのライセンスを認識してOSを入れられるんだろうけど、今のブートできる状態をいろいろ捨てるのは面倒だったので、そのままWindows Updateをすることにした。

ただ昔のブートイメージからWindows Updateした人にはわかると思うのだが、最新のWindows10の状態にするのにはすごく時間がかかる。今まで最初から順序よくインストールしてきたように、昔のアップデートも途中経過で入れないといけない。新規にOSインストールするなら、新しいISOを使ってスキップできるのだろうけど、昔のイメージだとそれもできない。

そもそもWindows Updateって普段使っているときに、それほど負荷を与えずに仕事中に裏で処理してくれるイメージがあって、ガッツリOSを最初から最後まで入れるという作業をしようとすると、その低パフォーマンスが時間がかかってイライラするんだよね。普通に使っているならそれでいいのかもしれないけど、安全性を考えているのか、ただショートカットをすることを手抜きをしてやらないのかどうかはわからないが遅すぎる。仕事では新しいISOを使って入れようかなと思う。だけど、入れるのサーバOSとかなんだよね。なのであまり応用できない。MSから貰えるISOがたぶん古いまんまだから、今回と同じ状態にならざるを得ない。

たぶん今はかなりインストールが進んだ状態だけど2020年より前の状態だと思われる。それだともうサポート切れてるだろうし、そこで止めるわけにも行かないしね。たまに使おうとするからこういう面倒なことになるんだよね。それにWindows Updateは見ていないと結構止まるし、ずっと見ているにしては長い時間待たされるし、ずっと放置できるならしたいけどできない。それと再起動が自動にかかっても、Linuxとデュアルブートにしているので、そのまま放っておくとUbuntuやらがブートしてしまう。なのでPCがある部屋に行ったり来たりしないといけない。ずっと居ればいいんだけど、なかなかそういうわけにも行かない。そのため1Fと2Fを上がったり下がったりしないといけない。面倒だ。

Linuxが入っていても別ドライブだと、マザーボードのUEFIの設定でブートするドライブを変えてしまえばいいんだけど、パーティションを割る従来の方法ではできない。そういう意味でも、HDDではなくSSDに入れてしまえばいいんだろうけど、

OSが新しくなったからと言って、何ができるわけでもないのだが、動かないと無駄さが増すと言うか。とりあえずは一台はSandy Bridgeなので、Windows11にするときに中身を変えざるを得ないわけだけど、他の一つはそのままでもWindows11対応なのがわかったので(UEFIを変えるだけで対応した)、それは放置してもいいかもしれないんだけど、できれば中身を新調して11にしたいなぁ。


今、Windows Updateをしているマシンに入れるかどうかは未定だけど、またイライラするのは嫌なので、1TBのSSDをヨドバシでポチってしまった。今のマシンで中身データの入れ替えができるのであれば、それも考えてみよう。SSDブートのマシンでも240GBとか500GBとか、今となっては微妙な数字だったりするものね。

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