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CentOS7でteamingした後、チーミングされて元のMACアドレスが見えない [Linux]

物理サーバで冗長性のあるネットワーク構成にするため、teamingをすることがあります。ちょっと前はbondingとか言っていたと思うけど、大体同じ感じだと思います。

二つの回線を束ねて使うか、どっちかが使えなくなった時に動き出すようになっているか、どちらかなんだろうけど、リンクアグリゲーションとかはどちらかと言うと最近の技術なんだろうなぁ。

再起動時に登録されているMACアドレスが入れ替わることがあるみたいで、ネットワーク側でMACアドレスを登録するような環境だと困る。変わった後はわかるんだけど、元のMACアドレスが知りたい時がある。ない?俺はあった。勝手に変わることもあるから、どっちのMACアドレスも登録しないといけなかった。

RedHat系で言うと、RHEL8だとpermaddrとしてip aのコマンドで元アドレスが出てくるんだけど、CentOS7とかだとip aでもifconfigでも出ない。nmcliのコマンドで出るかなぁと思っていたんだけど、自分でやった範囲では出なかった。

ググったら変なところのファイルに書いてあるとあったのだけれど、そのファイルパスにファイルが存在していなかった。嘘じゃなかったんだろうけど、今となっては使えない情報だったりする。

https://blog.ishmz.com/post/bonding%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%81%AB%E5%90%84nic%E3%81%AE%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E3%81%AEmac%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%92%E8%AA%BF%E3%81%B9%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95/

他にもいろいろ/proc/net/あたりをcatとかで中身を見てみたんだけど、それらしいものが見つからず。そもそも見つかったからと言って、それが元々のMACアドレスを示したものかどうかなんてわからないですし。いや、サーバだからMACアドレスが順番に振られているのはわかっているのだけれども、実際にコンピューターとしてはこう認識していますよって言う言質を取りたいんですよ。

なのでチーミングする前にはMACアドレスは控えておきましょう。まぁRHEL8以上だと大丈夫だと思うけど。


結論:CentOS7は捨てよう。来年度にはEOLだし。



《後記》
上司が解決策を示してくださった。というか現場の技術者なのに解決できてないとか、ググるしか能がねーのよw

・例

$ lspci | grep Ethernet
02:00.0 Ethernet controller: なんとか
02:00.1 Ethernet controller: なんとか
03:00.0 Ethernet controller: なんとか
02:00.1 Ethernet controller: なんとか

$ lspci -v -s 02:00.0 | grep Serial
$ lspci -v -s 02:00.1 | grep Serial
$ lspci -v -s 03:00.0 | grep Serial
$ lspci -v -s 03:00.1 | grep Serial

で出てくるっぽい。lspciなんてコマンド使ったことないわ! ずっと前に聞いた覚えだけはあるけど、実際に実用的に使ったことはない。
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