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「小説家になろう」では小説家になれそうもないが [本]

一時期、ラノベを書こうとしていろいろ書いたのだが、どうにも純文学風になってしまい、ラノベ的な面白さが不足がちだった。そもそもラノベをほとんど読んだことがないのが問題と言えばそうなのだが…。

最近テレビで、「小説家になろう」のCMがやっていてちょっと惹かれた。基本的にラノベの登竜門になっているのだけれども、それ以外のいわゆる一般的な小説でもいいようなので、自分も今まで書いたものに手を加えて出してみようかと思ったのだった。

一時期、文芸誌に出してみようかと思ったのだが、正直自分の書いたものが取り扱われるのは難しいと感じるようになった。書いていれば書いているほどその思いは強く、一部の人には訴えかけるかもしれないけど、一般的ではないなと感じていた。

まぁ編集者にリジェクトされて一般的な人に読まれないよりも、広く開放して少しでも引っかかる人を捕まえた方がいいんじゃないかと考えるようになり、Web小説にはちょっと希望を見出していた。ただ、そのプラットフォームがどのくらいのものかが気にはなっていたが、やはりメジャーなものにすべきなのかと思ったのだった。メジャーであるほどうずもれやすいかもしれないが、どちらにしてもうずもれるなら広い土俵でやった方がいい。

小説家になれればいいんだろうけども、まずは発表されることの方が大事だと思った。同人誌的に出すのは誰にでもできることだと思うので、やるだけやってみようという気持ちが出てきた。ただ、今のままでは査読に出す以前のレベルなので、みんなに見せるにはかなりブラッシュアップしないといけないだろう。

少なくとも自己顕示欲がない人が小説を書くことはないわけだけど、それよりも何か言いたいことがあることの方が優先している気がする。面白いかどうかはわからない。でも誰もが面白いと思うようなものは誰も書けないと思うから、ニッチにでも面白いと思えるものを書こう。下手の横好きというが、みんな初めからバリっとした文章を書けるとも思えないしな。まぁセンスみたいなものはかなり人によるかとは思うけど。


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