深夜アニメとか多すぎ

DVDレコーダーが普及してから普通に深夜アニメとかやたらと増えた。昔は夕方にやっていたようなジャンプの作品ですら深夜帯で放映する始末。まぁスポンサーがつかなくなって円盤売って回収する仕組みになってしまって久しい。

どこかのアニメ関係者が、一期にやるアニメの本数が多くないかと自分達で言っていた。ものによっては掛け持ちで監督している作品もあるという事で、みんなが全部見れてないんじゃないかと語っていた。確かに全部見れている人っていうのは少ないだろうな。最初から切る作品を見定めるという作業をするくらいで、すぐに判断がつかない優柔不断な私は結局最後まで録って見ずにみんなBD-Rに焼いてしまう。

今でこそ海外の外人が、日本の放映をほぼオンタイムで流す違法ファイル交換などで見ている人も多いのだろうけど、昔はパッケージとか放映後かなり立った時期にローカライズされたアニメを見るしかなかった。そのため、日本のようにアニメ放映時付近でやたらと騒いで終わり、という事が少なく、海外では放映から時間が経ったその後でも特定の作品に付く根強いアニメファンは多い。まぁ日本の盛り上がり方が短すぎるんだよな。それも供給過剰であるために、次のものへ移行してしまうところもあるのだろうと思う。

アニメが供給過剰になれるのも、漫画がたくさん描かれているからという事も関係しているのだろうなと思う。マーベルとかいまだにスパイダーマンで食っているところがあるからな。そういう意味では、アニメにする材料がたくさんあり、無駄にアニメを供給過剰にすることもできるというものだ。

正直、こんなに一期のうちに30も40もアニメを作っていて誰が得をするのか、と思う。アニメ制作業界がそこまで空回りさせないと成り立たなくなっているのだろうか。正直、今の半分以下にしてじっくり面白いアニメを見定めて作ってほしい気はする。それこそが視聴者と作製会社がWin Winの関係になれるというものではなかろうか。