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小保方晴子と佐村河内守の共通点 [自然科学]

逆ギレという点でふたりはおんなじ。まぁエセ臭さのレベルは違うけどね。ウソ聴覚障害の彼は、音楽を作ってもらった共犯を名誉毀損で訴えるとか言ってたけど、テレビで散々に言われていた。彼のような嘘つきに名誉も何も元からあったものだろうか。それに、釈明会見のくせに、相手を攻撃することなんて言う必要が全くないよね。知りたいのはどこまでウソでどこまで被害者に補填するかということで、彼はテレビに出ること自体に喜びを感じていたのではなかろうか。サングラスの髭面も気持ち悪かったけど、ただのおっさんになってもその気持ち悪さは拭えなかった。もう一切テレビに出てきてほしくない。

逆ギレという言葉はよく用いられるけど、その人が自分のことを怒っていて、とばっちりを受けるのも逆ギレかよとか言う人がいる。逆も何も恐らくは切れている先は、逆切れだと思った人じゃなくて、その人本人であることが多い。でも、今回は完全に逆ギレです。小保方氏が全く出てこないし、今度は代理人すら立てて、理研の判断すら否定している。これは有り体に自分のずさんな自然科学者である姿を指摘されて、逆ギレしているとしか思えない。


 
前に好意的に小保方氏を擁護した。だけど、もうだめだね、彼女。方向性がすでに科学者らしからぬものになってしまっている。

 http://miff.blog.so-net.ne.jp/2014-03-15-1

ES細胞を共同経営者に渡してたら終わりだな、とマスコミでやっとES細胞のことを指摘する前から思っていたけど、ここ最近の状況を見るとその可能性も大きくなってしまいました。明らかに怪しい状況が多すぎる。

彼女が自然科学者として一番すべきことは、体裁を整える事も大事だが、実際のSTAP細胞を作るメソッドの再発見でしょ。再確認でも名前はどうでもいいけど、できるんだったら最後までやれよ。それが出来そうもないから、代理人なんて立てちゃってクソみたいな話に持っていくことにしたんでしょ? 科学者だったら汚名をすすぐために、実際にもう一回STAP細胞を作ればいいだけの話なんだから。それが出来ないから訴訟にでも持ち込んでやるとかクズみたいなことをしようとしているわけで。間違っていると思ったら謝れよ。これだから高学歴の女は高慢すぎて扱いづらいんだよ。と以前にそういう人と何かあったみたいなことを言うが、何にもありませんよ、ええ。扱いづらかったのは確かだけど。


結局、理研が調査報告して、STAP細胞から出来たとされる組織の画像が、博士論文の画像と酷似していたのは、捏造と判断された。他に遺伝子解析の画像に切り貼りの跡があったのは改ざんとされた。基本的にそれ以外のことは不正としなかったけど、俺的には他の部分もかなり理研が好意的に見ていると思っている。

結局、細胞の有無をゼロから検証することになったみたいだが、もはや小保方氏の意図なんてどうでもよくて、STAP細胞ができるかどうかの方に商店が移ってきているみたいだ。どっちにしても、それをやるには小保方氏を一緒にやったほうが早いのだろうが、厳正を期するためにそのプロジェクトからは外されたっぽい。元々、先生から手取り足取り実験手順とかを教わらずに、ガンガン論文を読んで進めちゃったんだろうから、手続き上は恐らく小保方ルールでガチガチになっていて、他者が実験ノートを見ても再現できなかったらしい。

女の人って往々にしてそういうところがあって、それが論理に反していても主張する、というところがある。人によって違うとは思うけど、男に子供が出来たから認知してもらい、その後DNA検査で他の男の子供だとわかった場合でも、他の男の子種でできた子供であることを否定してしまうのと同じことだ。要するに現状を信じきって自分すら騙してしまうほど、その場にしがみつく傾向がある。恐らく、女という立場から遺伝子にそういう自己欺瞞を刷り込まれているのかもしれない。だから、多くの科学的進歩は女によって進められなかったのではないかと思う。あるものをありのままに信じるのはいいけど、結局のところ客観性というものが非常に欠けているのが女の人の直感的性質でもある。それが良いか悪いかは別にして、自然科学の論証には非常に不利な性質であることは言うまでもない。

再現性がないということは、自然科学の実験ではこの世の中に存在しないのと同じである。宇宙の誕生などの理論物理が時の変遷があるのは、その時において信じられるデータがどんどん出てくるからであり、恐らく正しいであろう方向性がそれによって左右されるからである。そういう常識が覆る世界が自然科学の特徴でもあるから、再現性のある手続きは実験としては非常に大事であるのは言うまでもない。というか、他の人ができなくちゃ何の意味もないことすら彼女は分かっていなかったことになる。大学に戻って科学史とか研究倫理関係の単位を取りなおしたほうがいい。いくら英文で論文をバリバリ読めても、根本のところで科学を理解できていないのは、ガキがたまたまできた物体を公衆の面前に晒しているのと変わらないわけだ。


何にしても、どういう経緯があったのかはわからないけど、彼女自体、自然科学で実験のお作法すら学んでいなかった自体を危惧する。それが日本の自然科学の最高峰の一つである理研で起こってしまったのは本人たちが一番危惧していて、何でそんな事をしてしまった事も理解できないであろう。僕もそこまで後先考えずに、再現しない結果を公表するなんて考えるにも及ばない。

何度もゆとり世代の質の変質について述べてきたが、彼女もそういうのに近い。賢い人が恐らく子供がするようなミスをする。恐らく、彼女自体、色々な段階を踏まずにここまで来てしまったのだろう。たぶん、実験とかにさく時間よりも、論文を読む時間のほうが長かったんではなかろうか。だから、論文に書いてあるとおりにやったらできたケースを自己流の部分を意識せずにそのまま進めてしまったのだろうし、実験の担当教諭がおかしいと突っ込みを入れておくべき段階をすっ飛ばしてしまったのかも。でも、そういうのって往々にして出来のいい生徒に対しては、結果がきちんとしていれば、少々問題があってもお咎め無しにしていたのだろう。でも、やっぱり人は何らかの形で怒られたり批判にさらされたりしないと、客観性が身に付かないのも確かだ。

人間が一つの閉じられた系とすると、基本的に隔離された外部からの観察によって認知できることが、その系の存在の状態を正確に把握できるわけで、それをコンパクトに示す方法が自然科学では学術論文であると言える。だから、最低限のお作法が出来てない事自体がもうすでにアウトでしょう。理研もそれくらいはできるのがあたりまえだと思って受け入れたのだろうから、今さら何を言ってるんだってことで寝耳に水な話だったに違いない。

今回は手続き上の問題と、実際に出来るかどうかの再現性の問題の2つがある。STAP細胞については、小保方さんがどちらも杜撰であったわけで、そこまで適当な事をやっているかなんて誰も思わなかったから、Natureみたいな大手雑誌に載ってしまったわけだ。彼女は自分のずさんさをそれまで指摘されることなく、優秀な生徒から優秀な研究者になったのだが、叩かれない人間はどこか問題をなおざりにしてしまうことの良い見本となるだろう。大方の裁判官がまともに社会に出ていなくて、判決がどう考えても論理立ちすぎておかしい場合があったから、裁判員制度ができたと思うのだが、やっぱり視野が狭いとか深堀りをしたことがないとかは問題がある。一度は普通の人がやる事をオールラウンドにする実地を経験するというのは、得難い経験値を得られる事がよく分かる。百聞は一見にしかずとはよく言ったものである。更に見るだけじゃなくやることはやっぱり科学者としては素晴らしい素養になりえるのではなかろうか。

理研は撤回推奨から論文を撤回しろと言葉を変えたが、小保方さんにはかなり優しい対応だと思った。理研としても優秀な人材は手放したくないのだ。だって、お作法さえきちんとやればものになるのは、かなり使えるやつなのは大体の人が思うことだし。またそういう変な奴が入ってきても、何がしかの更生方法や是正、再発防止策を見いだせるから、今回の事件はいい試金石となるだろう。もはや、今までの実験者では出づらいパターンの人が出てきてしまったから、客観性を求められる施設としては、一度仕組みを再構築した方がいい。


売れて調子に乗っていたという点でも、なんとかごうちと同じだよね。どちらも目立つことが好きで、内容がないのに偽造工作をしてしまったことは同じである。僕としては彼女が自分を知ってリベンジすることを願う。そのまま、変な訴訟とかになったりしたら、一生を棒に振ることになる。だって、今回のは完全に小保方さんの実験が色々杜撰でしたごめんなさいってだけの話だから。細かいことでこだわってしまうと、恐らく理研もこれ以上の責任を取らせる可能性は高い。ここは日本だ、小保方プライド高いかもしれないが一旦折れろ。海外に高飛びしたとしても自分の本性は変わらんよ?


結局、STAP細胞が作れるかどうかがきちっと分かればいいだけなのよ、小保方さん。あんたのプライドが低かろうが高かろうが、きちんと作れれば誰も文句は言わない。



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