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クリスマスイブにアシドーシス、中二SE [自然科学]

これをアップする頃には年末か年明けか分からないですが、クリスマス前日の話。

クリスマスイブだから病院に行く人も少ないかなと思いきや、めっちゃ混んでる年の瀬。そりゃクリスマスが関係する人は、そもそもあまり病院になんて来ないもんな。クリスマスイブは気持ち悪いカップルが外に出ているので(外に出ず乳繰り合ってりゃいいものを)、あえて町医者に掛かりに行きました。なわけで、待ち時間の2.0時間弱、iPhoneでずっと中二病なサイト読んでましたよ、えぇ。

 
ASCII.jpは偏りがちだけど、極度に偏ってるコーナーw。SEって言ってるけど、更にかなりネットワーク系に偏っている。オイラ的にはプログラマ上がりじゃないSEは信用しない。だって奴ら基本的に運用しかできないんだもん。プログラマで運用も兼ねてやらされることはあっても、運用しかできない奴がプログラミングすることはないから。残念なことにつぶしが利かない。

 http://ascii.jp/elem/000/000/760/760389/

アプリケーションが分かっていても、ネットワークに関するポート関係の切り口か、OSの基本的な使い方や環境のセットアップぐらいしかできないっしょ。プログラマはだいたい全部やるんですよ。だから、その場限りのカスカスな知識しか身に付かなかったりするんだけどね。元ネタの「できるSE」というラノベは読んだことがないけど、やっぱりネットワークエンジニア系の話なんだろうな。

プログラマはシスコの知識とか要らなくて良かったw。ベンダ用の知識ってつぶしから言えば微妙なところなんだよね。思ったよりもIT系の業界のバリエーションは多くはないがわりと細分化できるもんですね。それらのハイブリッドな仕事になって、更に訳が分からない状況なわけだけど。


いつもまとめて読もうとするけど、きちんと分かってない用語が出てくると、ググって結局wikipediaか、それでも足りない時は本家サイトなどを見るハメになる。あぁそれで時間が足りなくなって、結局毎回全部読めずにいるんだよね。それはそれで面白いものがなくならずに済むのですが、そこまで面白いわけでもないので存在を忘れることも多かったり。Webのページなんてそんなもんですよね。


その時に読んだのは、何だっけ。その中にIPマスカレードの話があって、いつもの通り深堀りしたのでした。

http://ascii.jp/elem/000/000/788/788838/

マスカレードって仮面舞踏会なんだ。知らんかった。そんでIPマスカレード自体は、LinuxでのNAPTの実装名なんだね。ややこしいな。NAPTっていうのは、NATを更に動的にしてポート番号を結びつけるってことらしい。確かにいちいちポートを静的に割り当てるなんて面倒くさすぎて嫌だ。

そういや、ADSLなどの常時接続回線の黎明期の時、複数同時にマシンをつなぐなという条件があったりして、アホかとスゴく憤っていた。そんなものすぐに撤回されたんだけど、そういうことをやっているプロバイダはすぐに滅びただろうな。無線LAN機器には基本的にルーターを兼ねているので、普通に複数台でシェアできる状態にはなった。

でも、今はKDDIからルーターを強制的に自社仕様に変更したので、無線LANルーターはアクセスポイントとしてしか使ってない。でも、KDDIのルーターがヘボで機能が足らないんだよね。他のルーターで当たり前に実現できることができなかったりする。まぁそれで苦労はしていないけど、正直つながっているマシンのIPアドレスぐらい見せてくれてもいいと思うんだけど、DHCPで勝手に割り振っていて、MACアドレスとの関連も得られないのって面倒くさいんだよね。どうにかしてくれ。

ってかNAPTを実装しようとして、その機能に仮面舞踏会(マスカレード)なんて名前をつけちゃうLinuxエンジニアさんは大概中二病な気もする


確かに中二スピリットがないと、マジにソフトウェアを作ろうだなんて思わないかもな。今では仕事だから仕方ないと思ってやっている人も多いだろうけど、そもそもが趣味的な方面から入っている人も多いわけで。




それとサーキットレベルゲートウェイ、ね。

http://ascii.jp/elem/000/000/793/793537/

VPNとやってることは大した違いはないのだけれど、することの目的が違うみたい。VPNはつなげちゃえば回線などの制御は基本的にしないのだろうけど、サーキットレベルゲートウェイではアプリケーションの挙動を変えるみたいなことをやるらしい。

SOCKSって言われてすぐ分からなかった。WinSockとかならすごい昔にやった気がするけど、socket自体はUNIX系には昔からあるらしいからなぁ。それもローカルでやりとりする時もバークレーソケットでプロセス間通信をやってたりするらしい。そもそもが地元でやっていることだけじゃなくて、ネットワークを見据えていたのかな、BSDだし。

SOCKSというのは、socketとはちょっと違くて(内部で使ってはいるんだろうけど)アプリの通信を制御するプロキシというか、そういうプロトコルなのでした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/SOCKS

SOCKetSが語源らしいので、ソケットを拡張したアプリケーションの通信の認証をするものとしては、かなり近いものではあるのかもしれない。特に通信するアプリケーションやプロトコル自体の種類を制限するものではないみたいだし。




そこでSOCKSの実装の一つとしてTorってのが出ていて、あぁ出たての頃ちょっといじったことあるなぁと思いだした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/SOCKS

サイバー犯罪に手を染めるだけにしておけばいいものを、フィジカルな世界で警察に証拠をわざわざ出して捕まった奴がいたな。そいつはTorを使っていたらしい。多分、江ノ島かなんかまで行って猫にフラッシュメモリ付けて尻尾を掴まれなければ、恐らく警察に捕まらないで終わったんじゃないかと思う。何でかというと、上のリンクの項目でTorを使われるとまず打つ手が無いということを言っているようなものだからだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Tor#.E3.82.B5.E3.82.A4.E3.83.88.E7.AE.A1.E7.90.86.E8.80.85.E3.81.B8.E3.81.AETor.E8.A6.8F.E5.88.B6.E8.A6.81.E8.AB.8B

これと今年無理矢理に自民党が成立させた、秘密保護法と絡められると非常にお気楽に犯罪者に仕立てられる可能性も出てくる。中国みたいにあえてコソコソしなくてはいけない環境じゃないので、Torノードを使ってしまったら、怪しいから目を付けておこうと監視対象になる可能性は高い。
末端となるTorノードのIPアドレスからアクセスがあった場合には通信を遮断するよう、国内のウェブサイト管理者に自主的な取り組みを要請する構えを見せている

と、このくらいならまだいいにしても、プロバイダに個人情報を国に渡されたら当然潰されるだろう。そこまで酷いプロバイダはいないかもしれないけど、図書館を一私企業(ツタヤの親会社CCC)に任せてしまうような地方自治体のアホが居るくらいだから、すぐに情報を渡してしまう企業や個人がいる可能性は否定出来ない。そこまでしちゃったら図書館法の根幹を揺るがすどころじゃなく、憲法違反とかそういうレベルになってしまうだろうね。

ただ、冤罪事件をさんざん生み出してきたのも、2012年からあったパソコン遠隔操作事件を見ても、被害者が犯罪者に仕立てられようとしていたのはヒドかった。オウムのサリン事件の時もマスコミを巻き込んで被害者を痛めつけていた。パソコン遠隔操作事件では、警察のサイバー犯罪に対する力量が足りていないことを露呈させた。結局、誰かを仕立て上げてでも検挙率をアップさせる事に熱心であるあまり、冤罪くらいあっても気にしない体制になってしまった。外国よりも検挙率は高いと言われるが、恐らく同程度かそれよりも低いと考えた方が良い。

アメリカやイギリスがインターネットや電話などを傍受している事が、スノーデン氏によって明らかになったわけだが、日本のように一般人が冤罪にされるよりかだいぶマシのような気がするんだよね。結局、日本の秘密保護の問題は、秘密である項目すら秘密で、それに触れることはあまりないという消極的な理由で避けられると称していることにある。それは自分達が悪いことは絶対しないと嘘を言っているのと変わらないわけだ。これまでも、散々国に関わる人々は嘘を付いてきたし、人間だから嘘をつかないなんてことはありえないわけである。そして、その歯止めを悪意がある人がいるかもしれない組織の運用で何とかしようとしている事自体、公務員の傲慢というべきだろう。性善説で国を運用してはいけないのである。そんなもの、公務員になりたいと願う人の気持ちが分かるぶん、絶対に任せたくない気持ちでいっぱいなのはみんな同じだろう。



一時期、Torを使って純粋にファイルをピアツーピアで送るソフトが有ればいいなぁと思ったことがあったけど、そういう機能がメッセンジャーソフトにあった気がするし、そういうソフトをTorで使えばいいと考えて何も作らなかったわけだけど、君子危うきに近寄らずだったのかもしれない。





そういや、アシドーシスの件ね。痛風に悪いのが体のpHが酸性に傾くと悪化するらしい。元々固体で存在して、液体に溶けた状態じゃないみたいなんだけど(そのため浸透率が上がらない)、それらが結晶になって固まりやすくなるのかな。

やっと診察の順番が回ってきて、尿酸値の話をして、腎臓があんまり良くないから塩は避けようねという話になった。まぁいつもの事。塩がダメで、塩をごまかす旨味にはプリン体が多く含まれる、というダブルバインドなんですが、病院食みたいなの食べるのやだなぁと思って、どうにかならんかと訊いてみた。

お酢とか唐辛子とかで何とかしろと言われたのですが、お酢とかアシドーシスになって痛風になりやすくなるんじゃないか、と返した。お酢が与える影響はそんなでもないから、塩を使うよりかいいんだよって話で落ち着いた。痛風も問題だけど、腎臓の機能を回復した方が良いだろうしね。腎臓の機能が根本的に尿酸値の値にも影響してくるわけだし。そんなわけで、おせちのカズノコとかは最低限にしようと思う。だって、「魚卵+塩」って一番悪い食品じゃん。

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