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オルタナティブ談義7 Sheryl Crow [音楽]

僕的には安易にオルタナティブ系に入れるなと言いたいのだけれど、曲調も時期もオルタナティブにどっぷりとつかっている感じはする。とはいえ、オルタナティブというかメインストリーム系の売れ筋アーティストではあった。主にシングルカットされたものを上げていく。というかシングルにならない曲でMV作られるってのは稀だけどな。

 
https://www.youtube.com/@SherylCrowVEVO
ここ見りゃいいやん、というのは置いといて…

最初のスマッシュヒットにして最強だと思われる『All I Wanna Do』

ファーストアルバムだけど、ファーストシングルではなかったはず。セカンドだったっけ?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5

ジャンルは「オルタナティヴ・カントリー」とかただ単に「ロック」とか書かれている。カントリーっていうのはわからんでもない。ゴリゴリのカントリーというより広くウエスタンな感じ。

ファーストシングルは『leaving Las Vegas』だよね。いや違ったセカンドだ。ファーストはrun baby runでした。オールアイワナドゥはサードでした。2ndとばかり思っていた。
https://en.wikipedia.org/wiki/Sheryl_Crow_discography
ここに書いてあるシングル曲を挙げていきますかね。大体は公式Youtubeにあるし。


これも悪い曲ではないけど、all i wanna doに比べるとかすむな。

ファーストシングルの『Run, Baby, Run』。ビデオあったのね。初めて見た。

そこまで売れなかったし、バラード調だし、カントリーっぽいところでニッチに売ろうとしていたのかもしれない。だけど、All I Wanna Doで不意に売れちゃったし、その後もヒット曲は結構ある。

『Strong Enough』も「Tuesday Night Music Club」だったのね。

ファーストアルバムにしては聞き所は多い。Alanis Morissetteのファーストほどではないにしても、アルバムの満足度は高い。アコースティックギターストリングが印象的な曲ですね。CherもStrong Enoughって曲歌ってたんだな。do you believe〜♪とか太い声で歌っていたような。もちろんSheryl Crowの方が好き。

『Can't Cry Anymore』

CDとかリッピングした音源はよく聞いていたけど、MVはあまり見ていなかったな。ライブっぽいビデオなのであんまり印象ないだけかも知れないけど、そんなに多く流れていなかった。ちょっと寂しい歌詞なんだけど曲調は明るいのは、All I Wanna Doと同じかな。

『What I Can Do For You』

シェリル・クロウ自体がセクハラ受けた歌だったっけ? こういう歌をシングルカットしてしまうのもアメリカらしくはある。曲的にはいいと思うけど、内容的にはどうかな。
これでファーストアルバムはシングルは全部かな?

『D'yer Mak'er』
何回見ても「デジャ・メイク・ハー」と読めない。何語?みたいな。

言わずと知れたLed Zeppelinのカヴァー曲です。トリビュートアルバムでカバーしているらしく、原盤は持ってないです。一回、ラジオか何かで聞いてすごい印象が強かった。かなり後になってYoutubeでSheryl Crowがカヴァーしているのを知った。ツェッペリンの元ネタもいいけど、シェリル・クロウが歌うことによって良さが引き出されている感じ。すごく好き。

元ネタ。あまりツェッペリンっぽくはない。でも名曲。

wikipediaによると『「D'yer mak'er ?」は「Did you make her ?」の表音』らしい。英語ではあるらしい。文字からはジャマイカと聞こえるとは思えない。そう言えば、レゲエ調だよな、気づかなかった。後ノリだとは思っていたけれど。




次はセカンドアルバムの「Sheryl Crow」。自分の名前を使うほど自信があったのでしょう。というか、ファーストが名盤なのでセカンドは周りからのプレッシャーもあったかと思います。でも、やはり実力がある人はすごいですよね。

『If It Makes You Happy』

アルバム最初のシングルなんだけど、個人的にあんまり好きではない。音楽的にちょっとやさぐれている感じがするし、濃いメイクもあんまり好きじゃない。でもシングルカットされるだけあって印象には残る曲ではある。

『Everyday Is A Winding Road』

これは先のものと違って明るいしキャッチーで文句のつけようがない。日本のCMでも使われていた気がします。冒険心をあおるというか、楽しい感じの楽曲で好きだな。でも印象が強いので何度もヘビーローテーションするほどではないかな。良い曲ではあるのですが…。一般的すぎる、という無駄に玄人ぶった態度だというのは否定できないです。

『Hard To Make A Stand』

ロック風味が強くていい。これはMVが作られていないのね。結構好きなのにな。このアルバムに関してはhomeの次に個人的に良いと思っている。内容的に少し皮肉っぽいんだけど、そこはシェリル・クロウの楽しい楽曲で中和されている気はする。日本でこういう曲の内容で売れることってないだろうな。

『A Change Would Do You Good』

4枚目のシングルですが、テンポがいい曲。こう見るとシェリル・クロウは皮肉めいた曲は多いよな。恋愛系ばっかやっているよりかは全然いいけど。題名の言うことは確かではある。Sheryl Crowは左派リベラル系なのかな?

『Home』

じんわりくる名曲。残念なことに売れなかったのだけれど、売れたからいいというわけでもないし、万人受けするものが自分にハマるとは限らない。しかし、よく聞くと別れの曲(別れたい?)だったりするわけで、ちょっとMVとは乖離しているのではあるのだが、Homeという言葉に深い印象を受けるのは多くの人に当てはまるのではないかと思う。その一つの例としての楽曲ということで。

これで2ndアルバムのSheryl Crowのシングルカット曲は終わりかな?
他のMaybe AngelsもSweet RossalynもRedemption DayもOh MarieもSuperstarもSad Sad Worldも良い曲です。このアルバムもファーストと同じくらい全曲いい感じではあります。個人的にハズレ曲が無いと思う。なので買う時はまるっと買うことをおすすめします。Sheryl Crowの歌声が嫌いでなければ、どれか一つはハマると思います。

思いのほか、二枚目までのアルバムのシングルが多かったので、ここでいったん切ります。続きはまた今度。この二枚は強いけど、その後の円熟味も捨てがたい。


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