オルタナティブ談義６ Sound Garden

一般受けしたオルタナティブ・ロックとして、Stone Temple Pilotsの他に挙げるとするなら、やはり次はSound Gardenだろというところで、今回も行きます。

　
前回、Weird Al YankovicのAltenative Polkaでも出てきていた『Black Hole Sun』

オルタナティブ・ロックの代表的な曲だと思います。オルタナティブとしてあんまり売れないというのも、オルタナティブという本来の意味からすると必要なのかもしれないなと思うのですが、Nirvanaがそれを覆してしまったので、オルタナティブとはいえ売れていないと誰も見向きしないよなと言うところで。

売れていたということで『Spoonman』

spoonmanはスラングでヤクの売人という意味があるそうだ。自分は当時はあまりキャッチー過ぎて飛びつかなかった。無駄に暗くないという意味でオルタナティブ・ロックというより、メインストリーム・ロックの感じがしていたから。売れていれば飛びつくというものでもないのですよ。だけどヤクの歌であれば、内容は十分にダークな感じはする。

曲の好き嫌いは別にして、曲紹介しますね。やっぱりシングルカットされている曲しかMVがないから、それほど多作ではないバンドは紹介できるものが限られてくるので。

『Fell On Black Days』

暗くてヘヴィーでオルタナティブ・ロックっぽい感じはする。サウンドガーデンぽさもある。ちょっとらし過ぎてそこまで好きじゃない。そもそもキャッチーじゃないし玄人向きな感じはする。

『outshined』

サビまでの流れがいい。オルタナティブ・ロックとされているけど、確実にヘビーメタルの流れをくんでいる感じ。だけど、こういう曲の流れのHMバンドというのはあまりなかった気がする。

『Burden In My Hand』

かなり好きな曲。出だしからいいし、ヘビメタっぽい無駄な重さや暗さがそれほどない。まさにちょうどいい感じ。

『Blow Up The Outside World』

これぞという感じの曲。静と動がいい感じ。

『Jesus Christ Pose』

キリスト教圏内であえてキリストの名前を使った曲を歌う。Judasとかも好きだよね。アメリカとかは社会基盤にキリスト教が食い込んでいるから、尖った人は歌いたくなるんだろうな、あえて。

『Black Rain』

この曲は知らないかも。サウンドガーデンっぽいけど面白みがあまりない。

『Superunknown』

好きではないが、オルタナティブっぽい未完成っぽさがある。

『Rusty Cage』

テンポが子気味良くて、オルタナティブがパンクバンドと一緒くたにされるのもわからないでもない。嫌いじゃない曲。

『Non-State Actor』

これは聞いたことなかったな。全部アルバムを持っているわけではないし、めちゃくちゃSoundgardenが好きというわけでもないしな。聞いたことないだけあって曲的にも並レベル。これ以上深堀しても並程度の曲が出てきそうな感じはする。




今は公式のYoutubeで高画質でMVを見れるので良い時代になったもんだなぁ。出先でYoutubeを使って聞く気にはならないけど、たまに思い出して聞くにはいいのかもしれない。とはいえベストアルバムを持っているので上記の歌は大体みんなiPhoneの中に入ってはいるんですがね。

あVasoline忘れてた