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技術文章のGoogle検索の精度が甘くて辛い。 [web]

これは他の人も言っていたから間違いないんだろうけど、技術的な情報をGoogle検索で見つけ出そうとすると苦労する。昔はそんなことは少なかった気がするんだけど、SEOとか気にする人が多くなってしまったおかげで有益な情報に辿り着きにくくなっている気がする。

技術情報はわりと頻繁にアップデートされるので、一次情報を見にいけばいいんだろうけど、英語だし具体的ではないしで、あまり見に行きたくない。Stack overflowとかエラーメッセージで検索するとわりといい線を出してくれるのだが、日本語のサイトでそういうサイトが少ないのが厳しい。英語でもいいんだけど、時間はかかるし疲れるし正しく頭に入ってこない可能性がある。

Googleだと昔の情報も同じように量っているみたいで、結局昔からあるサイトには被リンクが多いので、結果的に上位に出てきてしまうのが厳しい。古い情報が途端にノイズでしかなくなる。古い状態のまま、新しい環境に当てはめてしまうとダメな場合が多いから結構イライラする。

というか、開発する方も下位互換性を考えて物を作れと言いたいのだけれど、それは言語仕様だけとか限られている。前に進む限り積極的な変更はやむを得ないのだが、無駄な変更とかはやめていただきたい。

そういえば、Rustは言語として破壊的なアップデートが前提である事で有名だったと思うのだが、昨今のような使われ方を考えると、今後はそこまで変えられなくなってしまうのではなかろうか。何よりソースを書くことが圧倒的にしんどいから、そうコロコロ変えられたらメンテをする人も新規に書く人も逃げてしまいかねないからだ。

そういう非互換性は最初から前提としているなら問題ないのだろうが、普通のコンピュータ言語はそこまで破壊的なアップデートはしない。増築はしても改築はあまりしない。したとして、周りの環境だったりするわけだが、それだってあまり変えたいと思う人はいないだろう。何某かの理由があって変えざるを得ない状態になっているだけで、うまくいっているのなら動かさないというのが普通の話である。

Google翻訳も大意を取るぐらいならいいのだけれど、日本語として完成されているかと言えば、正直程遠い。DeepLなんかに比べたらかなり初歩的と言わざるを得ないのではないだろうか。GoogleはAndroidとかGmailとか成功した例も多いけれど、他社が上手くいっている例を上回れないこともいっぱいある。そういう意味で競合を潰してしまった検索では、精度が下がるというのは社会全体の損失であると言えよう。同じくらいの結果しか出なかったら、Bingをあえて使おうという気にもならないだろうしな。

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