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そろそろCentOS8のサポート期限が切れますね。 [Linux]

CentOS8のサポート期限の切り詰めがあって、一部からは非難轟々でしたけど、結局サブスクリプションを買っている企業には、普通のRHELがタダで開発用にも使えるということで収まった感はあります。

それまでタダ乗りしていた人達は、CentOS以外のRHELクローンに乗り換えないといけないわけですが、どれが生き残るのかよくわかりません。それまでも生まれては消えていったので、正直何を選んだらいいかなんてわからないっすよね。

脆弱な資本基盤のプロジェクトだとダメになりやすいし、かと言ってでかい資本の会社でもいつ止めるかなんてわからないし、Oracleみたいな会社を政治的に嫌って使わないとかも普通にあるでしょう。今はいくつか新しいの出てきたんですよね。下を見ると

https://ja.wikipedia.org/wiki/Red_Hat_Enterprise_Linux%E6%B4%BE%E7%94%9F%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

あからさまにCentOS8打ち切り対応なのは

Rocky Linux
AlmaLinux

くらいなのかな。最近はMIRACLE LINUXっていうのもあるのか〜。これは日本だけのディストロということになるんだろうが、金かかるならいらねーっていう人もいると思うので、金がかからない方法があるにしても、RedHat本体を使わないところは使わない気はするよね。メリットがよくわからん。そんならまだこなれてそうなOracle Linuxを使った方が良さそうだ。

なんにしてもCentOSの良いところは商用Linuxをサポートはないけどタダで使えるというところにあって、所謂揶揄されるフリーライドが問題なわけです。お金を払わずに安心を得ようとする企業は滅びろとか思うんですが、そういうところに限ってUbuntuとかSuseとかのディストロを使おうとも思わないんだよな。まぁ日本人は保守的だから商用のRedHatに寄り添うしかないのかもしれません。

会社でも上の人がRedHatの人と交渉をして11月ごろから、タダの開発サブスクリプションを使えるようになったっぽいですね。これは動き始めた会社の時期によるとは思うんですが、最初は会社一法人に対して一つの開発サブスクリプションとか言っていたような気がするんで、RedHat本社の方でもそこそこ混乱していたんじゃないかと思われます。今までそういうサービスがないところで、新しく分け与えなくてはならないので、基本的に最初から対応みたいな感じにはなっていたんでしょうから。

CentOS8のサポート期限の切り詰めで、RHELがタダで使えるみたいよという話が出ていた当時は、個人向けのサポートしか大々的にやっていなかったんだけど、Linuxの雑誌に商用サブスクリプションを買っている法人には開発サブスクリプション無料みたいなことも書いてあったので、上司に報告してふむふむと言っていたけれど、結局今まで時間がかかってしまったみたいですね。基本サーバベンダからRHELを買っていたので、間に入った分揉めていたっぽいですが、結局RedHatと直でやっていたみたいです。


CentOSからのRHELへのマイグレーションは、自分のところでも書いたのでそちらをどうぞ。

https://miff.blog.ss-blog.jp/2021-07-04

ミソはGitHubの最新のrpmを使うところかな? 現行で上手くいくかどうかは知らんけど。

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