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5.25インチベイにUSBポートを付けた。 [ハードウェア]

ミドルタワーのパソコンに、フロントUSBポートを付けました。元々、一番下にUSBポートがあるケースなんだけど、どうにも使い勝手が悪かったので、上部にある5インチベイにパーツをはめて増設してみました。


インターネットではやたらたくさんUSBが付いてるのとか見かけたけど、そんなにはいらないし。Webばっかで買ってると依存関係も甚だしい感じなので、ちょっと帰りがてら地元の量販店を見てみました。

地方的なお店なので、品揃えは期待してなかったけど、想像してた感じの必要充分以上は置いてないものしかありませんでした。おいら的には、USB2,3のポートがあって、SATAが使えればなおいいかな、と思っていました。ただ、そういう製品は置いてなくて、USB2,3とカードリーダーが付いているものを買ってみました。





 
3000円オーバーでちょっとヤな感じ。カードリーダーが付いていなければ、大体2000円台で買えるのですが、そういう製品がなかったので、カードリーダーなんて大して欲しくないんだけどな、まぁいいか、という体で。何かの役に立つかもしれないし。大体、カードリーダーは3.5インチベイに付けられるものが多いのだけど、5.25インチでもあるんですね。

他にもUSB2だけのものとか、USB3だけなんだけど、PCI Expressから増設するタイプで、自分がやりたい主旨からは離れていたし、何にしても値段が倍くらい高いので選ぶはずもない。元々マザーボードにUSB3の端子があるタイプなので、それをつなぐタイプなだけでいいのであった。

実際の製品は、ainexのPF-013CR というもの。SD/MMC, M2, microSD, CF/MD, MSなカードの対応。M2ってなんだ?と思ったら、メモリースティック マイクロというメモリカードでした。そんなの知らないんですけど…。というか、ソニーのメモリースティック系の製品って、バリエーションが多すぎるよ。SDは大きさが三種類で、フラッシュメモリ規格的に三種類だから、考えてみれば種類の多さ的には変わらないか。ソニーの名前の付け方が悪いだけかな。

あと、MDってMiniDiscじゃないよなと思いつつ見ると、マイクロドライブって事でした。コンパクトフラッシュと同じ大きさのハードディスクね。その製品が出た頃に、IBMがHDD事業を日立に(たぶん)ゴリ押しして売ってた気がする。今では、その日立のHDDもWestern Digitalに売られたわけだが、東芝にOEMしてたりして、どこがどの資本なんだか訳分からない感じ。そのHDDのOEMもバルクで流れたりしているから更に意味が分からない様相に。


さて、いつものように脱線しましたが、特にカードリーダーを試したいわけでもないので、これくらいにして、他の状態を。そもそも5.25インチなんて、なんて中途半端な、と思ったんだけど、計ってみたら15cmぴったりみたいですね。5.25inchのベイの固定するネジはミリネジなので、HDDと違ってメートル法な基準で作られているものを、インチ表示しているから、どうにも煮え切らない中途半端な5.25なんて数字になるんですね。取り付けは、ミリネジなんだろうけど、本体がプラスチックなので付属の先の尖ったネジで固定します。ただ、本体が柔らかいので、片方の側面からだけではきちんと固定できず、ブーブー文句言いながら、普段はほとんど外す事がない逆側のマシンのパネルを外して取り付けました。面倒なのはそれくらい。あとはマザーボードによって位置が違うピンヘッダに差すだけでした。普通にピンの欠け方に合わせて、マザーボードにケーブルを差すだけでOKでした。

特に電源は必要とせず、データを流すケーブルですべてまかなっている模様。まぁ大体がUSBなので電源が別途いらないのは当然かも。カードリーダーの他には、USB2とUSB3とIEEE1394とHD AUDIOのIN/OUTでした。SDカード以外とIEEE1394は対応機器がなかったので動作確認できませんでしたが、とりあえずUSB関係とSDカードとイヤフォン端子にはあるだけ、ぶっ挿してみました。

ただ接続するだけで、カードリーダーの部分で四つもドライブが出来てしまう。他のUSB関連は接続に応じて出てくるんだけど、使わないのにリムーバブルディスクが四つも増えるのはうれしくない。使わない時は引っこ抜いておこうかと思ったけど、良く考えるとUSBケーブルで通信しているので、それを取るとUSB2のポートもたぶん使えなくなる。まぁUSB3が下位互換なので、別になくてもいい気もするけど。

HD AUDIOの端子を差し込むと、パソコンのソフトにどの形式で使うか聞かれたので、フロントイヤフォンですよ〜と指定すると、後ろの端子から出している音は消えるようになっていました。まぁオーディオ機器的には当然の対応だけど、きちんと出来るのは気持ちいい。

とりあえず、大体は動いていたかな。ポートがたくさんありすぎて動作検証のしようがない製品でしたが、まず1394製品もソニーのメモリースティックも使わないので、実害はなさそうではある。というか、マザーボードにIDEポートがなくなっている時代なのに、IEEE1394は残っているってのも、どうなのかなと思ってしまうのですが。FireWireとしてではなくて、i.LINK的な使い方をするのかな。デジタルビデオカメラを持っていないので、何とも今の状況は分からないのですが、役立っているとしたら、そういう用途しかない気がします。物好きなMacユーザーがWindowsと機器を共有しているなんてのは、そうとうマイナーな使い方だろうし。


ということで、前面上部にUSBポートを増設する事が出来ました。USB3ポートにUSB2の機器しか付けてみてないのですが、近いうちにUSB3の転送速度を測定してみたいとは思ってます。そもそもUSB3はUSB2と全く別の線を使っているので、USB3が使えないってこともなきにしもあらずですが、今はいいや。USB3のHDDケースは別に使っているところだし。


ちなみにドライバ類は一切入れないで済みました(XPでは)。最近の汎用品は、すでにドライバが揃っていていいですな。




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