ひんやり人助け。

スーパーで買い物なんて食料品以外はないのだが、今日はひんやりジェルパッドを買いに行った。50センチ×90センチなのに、5000円もしてコストパフォーマンスがあんまり良い印象ではない。

本当はDIYホームセンターとかで買う予定だったのだが、なんか面倒になって近場の売ってる場所を探ったらあった。夏のためのひんやりグッズのところにあるかと思ったら、そこにはなくて危うくなんの収穫もなく帰るところでした。そこにはUSB扇風機と、デカめのサーキュレーターと、何かが普通と違うっぽい汗拭きタオルなどがあった。

それと何を勘違いしたか、冬に使用するアルミ蒸着した薄いマットが置いてあった。それは逆に暑いだけだと思うのだが。地面が熱いところでは有効だろうが、幸福なことに地面が熱い床で寝ていない。腰が痛くなったときに買った、すのこリクライニングベッドでは、熱を反射させるより、拡散できた方が熱対策にはいいはずだ。

ねぇな、と思いつつ店舗全体をぐるりと回ると、寝具のところにジェルマットがあった。店舗のずいぶん奥で、何もなしにこんなところまで来るのはなかなか無いので、購買のチャンスを失っていそうだなと感じた。そんなに売れないものなのかね。

妹がホームセンターとかにどこでも売ってるよって話していたけど、嘘ではないらしい。手に持つとかなり重い。大抵が水分なんだろうにこの重さは何？　キングサイズな全身用だと1万円弱もする。妹が買ったのは去年だったらしいが、あんまり値段は変わっていないらしい。ブランド名もないものだと同じ値段で１クラス上の物が買えたが、そういうのだと単にジェルが厚手のビニール袋に入ってるだけで、それを布にくるんではいおしまい、な物だった。何となくそれを避けて、京都西川のアイスジェルパッドを買った。液漏れとかしなきゃいいけどなぁ。

重い思いをしてバス停に着いたのだけれど、タイミング悪く、バスが行った後で自分一人しかいなかった。少しすると杖をついた目が見えない人が、通り過ぎようとするバスに乗り込もうとして、何事かをバス運転手に話そうとしていた。そのままではどうにも危なっかしいので、声をかけてあげて、状況を教えて、どこに行くのか訊いた。間違ってはいなかったので、面倒なことにならずちょっとほっとした。周りに人がいたらおまえ行け、みたいにガンを他人に飛ばしたりするのだが、今回は自分が手助けをした。珍しいことだ。

人助けってのは、自尊心を満たすだけのためにやってるみたいで好きじゃない。でも、情けは人のためならず、で自分のためにやってることだから、そんなに気負う方がどうかしてるとも思える。

ジェルパッドの寝心地は明日以降で書く予定。