UNIXとかの直交性と多様性、とか

curlとwgetって根本的に機能がかぶっちゃってるんじゃないかと思っていたら、そうでもなかった。

　http://d.hatena.ne.jp/ctrlshift/20080129/1201612626

ググったらすぐに出てきた。やはりみんな気になっていたらしい。
wgetはよくごっそりサイトごと引っ張って来れたりして重宝する。単体のファイルのダウンロードもよく使う。最近はブラウザがとても良く出来ているので、大して使わなかったりもするが。


curlってのはあんまり良く知らなくて、読んだら納得できた。というかsslのページでも使えるので、単体ファイルの取得とか、AppleのサイトだとSSLだったりするので、curl使えば良かったのでした。OSXだとデフォルトで入っていたりするしね。知らなかった頃は、無理矢理elinksとか探し出して使ってました。その頃は、まだADSLでしたので、家のサーバに大きな開発環境のためのファイルとか落とさせてたのでした。懐かしいな。パソコンをどうしても立ち上げておきたくない時には、screenで入ってwgetで取得させたまま寝たりする事もありますね。

Windowsのアプリはたくさん同じものがあって、機能的にかぶるものが多いですが、それはWindowsとしてのユーザランドがきっちり整っていないから。他のソフトを入れないと正直キツいですが、それはLinuxとて同じ。とはいえ、そのほとんどがオープンソースで提供されているため、状況は全然違うと思われます。確かにWindowsはなかなかにフリーソフトが多いですが、それってプロプライエタリなソフトもたくさん含まれているわけです。MSがIEのサポートをやめて、重大なセキュリティーホールが分かったらそれまで、なわけです。とはいえ、Mozillaが立ち往生してしまって、どこかが立ち上げ直すってのも、かなりしんどい作業になるだろうなとは思いますけれども。

GUIなソフトはどうにも肥大化しすぎていて、アプリケーション同士のつながりも作りにくいってのは、どうにかならないものなんでしょうかね。WindowsのCOMの技術だって微妙なものだったし。GUIはCUIのラッパーという使い方が一番有用なんじゃないかなと思えてくる。.NETにしたってやりたいのは、MS製Javaである事しか認識できなかったし。コンピュータの技術は大企業の思惑もあるので、プラットフォーム技術は特に翻弄される事が多い気がします。


fedoraを入れたらGUIで、ブート時のOSのデフォルトを選べたりするのに気付いた。他のOSでもgrubとかで設定してあげればいいのかもだけれども、いまいちやる気にならないのと、再起動する時はLinuxを選ぶ時の方も少なくないので、特にDebianでそれをやろうという気にはならない。fedoraはあんま使いそうにないのでWindowsデフォルトの方がありがたい。でも、DebianでもGUIで選べた方がいい。

前にセミファンレス電源を買ってことのほか良かったので、今調べてみたらほぼ壊滅状態でした。定格電力が少なめで、大きなファンの静粛電源を買うのが良いのかもなぁ。

蟲師10巻を改めてきちんと読みました。良いなぁ。こういう作品は希有だと思います。日本の民話的な世界を元にしたファンタジーというところでしょうか。寄生獣とかもそうだったけど、アフタヌーンは結構色々な種類のマンガを見せてくれて良い本だったと思います。最近は読んでない。かなり前に分厚くなくなっちゃったみたいだし。