Alternative Rockという概念がいまだによくわからん [音楽]
40代のおじさんとしては、10代の後半にAlternative Rockの洗礼を受けたわけだが、年齢によってhard rockだったりheavy metalだったり、glam-rockだったりパンクだったりプログレだったりするわけだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AB
オルタナティブを聞く前は、HR/HMと書かれるいわゆるヘビメタを聞いていた。いかにも八十年代らしいのだが、その時はポップミュージックFuckな精神であったと思う。
でも高校に入って色々視野も広がって、ダンスミュージックもポップもいいじゃんということになった矢先に、NirvanaがSmells like teen spiritで大ブレイクした。それものちにAl Yankovicが一曲をピックアップしてカヴァー(?)するくらいだったから、当時の有名度具合はわかろうものである。
というか、元ネタじゃなくてパクリ先だけを出すってのもどうかしているなw。まぁこれを見てヤンコビックもそろそろ見納めかなと思わなくはなかった。マイケルジャクソンを茶化していた頃の勢いが感じられない。それだけ80年代がキャッチーだったと言えるわけだが、個人的には80年代のポップミュージュックなどには賛同できないところが多い。
そもそもAlternativeという言葉の意味を辞書で調べると
と出てくる。③は②から派生してできたものだと思うけど、旧世代のロックがメインとしてサブであったロックがメインストリームに出て来たという解釈でいいのだと思う。サブカルはメインにはなれなくても、オルタナティブロックは一時期メインのロックではあったと思う。実際NirvanaもPearl Jamもその当時はトップランナーであった。
音楽だけじゃなくカウンターカルチャーそのものを言うように書いてあるが、基本的に音楽に関してだけだったと思う。確かにグランジとか言われていたが、ファッション的には凡庸と言わざるを得ないラフな格好だった。でも逆に飾らないところが良かった。音楽をするのにいちいち格好をつけてやるのもいかにも商業的で嫌だという面もあったのだろう。
音楽的に統一性はあったのかと言われれば、初めの方はあった気がする。ただオルタナティブの概念が広く使われすぎて、最終的にはとっ散らかってしまった感はある。
ノラジョーンズのもいいな。Jazzっぽい?
聞いてみればわかると思うけど、独特のうねりがある。確かにオルタナティブロックはあったのだ。だけど、色々なミュージシャンが自分達をオルタナティブと言い出してわけがわからなくなった。既存のものに取ってかわる新しいもの、という意味で使っていたのだろうが、結果的に狭義のロックの意味が損なわれてしまったように思えたものだった。
そう言う自分もBritpopをオルタナティブと一緒くたに見ていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97
まぁアメリカ経由でOasisやBlurを聞いていたぶんにはごちゃ混ぜにしたところでさして不都合はなかった。特にBlurに関しては最初に売れた歌のせいで、正統派なロックとは見られなかった。まぁそれこそAlternativeなんだと思うのだが、しばらくはアイドルグループとしてしか見られていなかった気がする。
でもこれなんかを見てロックバンドと見なせないかと言われるとそこまでひどいものではないと思う。
Oasisは嫌いな奴が好きだったせいで今でも素直に評価ができないのだが、WonderwallとDon't look back in anger以外の売れた曲は嫌いじゃない(売れていても他にも嫌いなのはあるが)。
いい曲だが企業のイメージCMとかに使われると萎えるw。
嫌なのはIndiesと一緒くたにされるところだ。ただのクソつまらないインディペンデントレーベル出のバンドなんていらねーんだよ。そういう意味では、最近のバンドに90年代で言うところのオルタナティブ的なメインになり得るものは見たことがない。というか、いいものは嫌でも浮上してくるものだから、苦労して探さないといけないようなものはオルタナティブと言っちゃいけないし、同じものとしてみなしてカテゴリを同じくしてほしくない。
とにかく90年代のロックはオルタナティブと言っちゃえばいいじゃないという気もしなくはないが、Metallicaは御存命だったしNickelbackとかはオルタナティブじゃない気はする。Collective Soulあたりはオルタナティブっぽいかな?
正直、何がオルタナティブで、何がそうでないかなんてハッキリしたものはないってことだ。混沌とした21世紀に突っ込む前の序曲としては最適だとは思いますがね。にしても、最近の音楽のひどさったらない。80年代のポップの方が全然マシだった。Justin BieberやEDMが流行り出したあたりからもうカツカツだもんな。キャッチーなヒット曲が少なすぎる。曲自体に金を払って聞くという習慣がなくなりだしてから、色々なところの厚みがなくなった気がする。それだけ金をかけられなくなっているのかもしれない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AB
オルタナティブを聞く前は、HR/HMと書かれるいわゆるヘビメタを聞いていた。いかにも八十年代らしいのだが、その時はポップミュージックFuckな精神であったと思う。
でも高校に入って色々視野も広がって、ダンスミュージックもポップもいいじゃんということになった矢先に、NirvanaがSmells like teen spiritで大ブレイクした。それものちにAl Yankovicが一曲をピックアップしてカヴァー(?)するくらいだったから、当時の有名度具合はわかろうものである。
というか、元ネタじゃなくてパクリ先だけを出すってのもどうかしているなw。まぁこれを見てヤンコビックもそろそろ見納めかなと思わなくはなかった。マイケルジャクソンを茶化していた頃の勢いが感じられない。それだけ80年代がキャッチーだったと言えるわけだが、個人的には80年代のポップミュージュックなどには賛同できないところが多い。
そもそもAlternativeという言葉の意味を辞書で調べると
オルタナティブ alternative 〔オルターナティブとも〕 ① 二者択一。 ② 既存のものに取ってかわる新しいもの。 ③ 1990年代のカウンター-カルチャー,音楽スタイルのこと。オルト-カルチャーとも。
と出てくる。③は②から派生してできたものだと思うけど、旧世代のロックがメインとしてサブであったロックがメインストリームに出て来たという解釈でいいのだと思う。サブカルはメインにはなれなくても、オルタナティブロックは一時期メインのロックではあったと思う。実際NirvanaもPearl Jamもその当時はトップランナーであった。
音楽だけじゃなくカウンターカルチャーそのものを言うように書いてあるが、基本的に音楽に関してだけだったと思う。確かにグランジとか言われていたが、ファッション的には凡庸と言わざるを得ないラフな格好だった。でも逆に飾らないところが良かった。音楽をするのにいちいち格好をつけてやるのもいかにも商業的で嫌だという面もあったのだろう。
音楽的に統一性はあったのかと言われれば、初めの方はあった気がする。ただオルタナティブの概念が広く使われすぎて、最終的にはとっ散らかってしまった感はある。
ノラジョーンズのもいいな。Jazzっぽい?
聞いてみればわかると思うけど、独特のうねりがある。確かにオルタナティブロックはあったのだ。だけど、色々なミュージシャンが自分達をオルタナティブと言い出してわけがわからなくなった。既存のものに取ってかわる新しいもの、という意味で使っていたのだろうが、結果的に狭義のロックの意味が損なわれてしまったように思えたものだった。
そう言う自分もBritpopをオルタナティブと一緒くたに見ていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97
まぁアメリカ経由でOasisやBlurを聞いていたぶんにはごちゃ混ぜにしたところでさして不都合はなかった。特にBlurに関しては最初に売れた歌のせいで、正統派なロックとは見られなかった。まぁそれこそAlternativeなんだと思うのだが、しばらくはアイドルグループとしてしか見られていなかった気がする。
でもこれなんかを見てロックバンドと見なせないかと言われるとそこまでひどいものではないと思う。
Oasisは嫌いな奴が好きだったせいで今でも素直に評価ができないのだが、WonderwallとDon't look back in anger以外の売れた曲は嫌いじゃない(売れていても他にも嫌いなのはあるが)。
いい曲だが企業のイメージCMとかに使われると萎えるw。
嫌なのはIndiesと一緒くたにされるところだ。ただのクソつまらないインディペンデントレーベル出のバンドなんていらねーんだよ。そういう意味では、最近のバンドに90年代で言うところのオルタナティブ的なメインになり得るものは見たことがない。というか、いいものは嫌でも浮上してくるものだから、苦労して探さないといけないようなものはオルタナティブと言っちゃいけないし、同じものとしてみなしてカテゴリを同じくしてほしくない。
とにかく90年代のロックはオルタナティブと言っちゃえばいいじゃないという気もしなくはないが、Metallicaは御存命だったしNickelbackとかはオルタナティブじゃない気はする。Collective Soulあたりはオルタナティブっぽいかな?
正直、何がオルタナティブで、何がそうでないかなんてハッキリしたものはないってことだ。混沌とした21世紀に突っ込む前の序曲としては最適だとは思いますがね。にしても、最近の音楽のひどさったらない。80年代のポップの方が全然マシだった。Justin BieberやEDMが流行り出したあたりからもうカツカツだもんな。キャッチーなヒット曲が少なすぎる。曲自体に金を払って聞くという習慣がなくなりだしてから、色々なところの厚みがなくなった気がする。それだけ金をかけられなくなっているのかもしれない。
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