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コンピューター言語ってどう使われるか全然わからん。 [プログラミング]

ある集まりで偉いおじさんが今から時代はSwiftだとか言っていて驚いた。おいおい、OSSになってからそんなに時間がたっていないし、基本iOSやMacのアプリを作るための言語なのに、大企業が何とかと言い出したりしたらしく、風見鶏みたいな現場を離れたおじさんたちが煽る。というか、新しいMacBook Pro買ってくれるならいくらでもやるよ? でもマシンくれないんでしょ?ケチだから。どうせ会社の金のくせにね。それまではHTML5をやれと言っていたけれど、何で今更そんなものをやるんだ?とか抜かす。いや、どの言語やるにしてもHTML5からむだろ、今時のアプリケーションは。

まぁどの言語がどういう使われ方でよく使われるかどうか分からないのは知っての通りだ。Javaなんて初めはどこでも動くし、端緒としてモバイルで動かすためのものだったりしたわけだ。だけど、今はデータベースを読んでビジネスロジックを組む道具と化している。そういう仕事をしたことがないからどういうものなのかいまいちよくわからないが、Java2頃の私が本格的にやっていたころには考えもつかなかった。マルチプラットフォームだけど一つのバイナリで動くってのがすごいはずだったのだが、そのメリットがほとんど生かされていない。

最近ではJavaの文法でAndroidのアプリが書けたりするのだが、動作する仕組みがPureJavaではないばかりか、Javaですらない。ただJavaの文法を借りているだけだ。なので後釜のOracleがGoogleを訴えるのはどうかと思うのだけれど、基本金が取れるところはOracleだったら取りに行くだろうな。Sunがそのままあったら訴えていたかどうかは微妙なところ。うまいことして協力して金を巻き上げていたような気がする。

というか、企業買収などがあって資本関係が変わると、今まで常識的に控えていた訴訟とかをする傾向にある。JPEGの訴訟とかもそうだったんじゃないかな。一般的なスタンダードとして使うから使ってもパテント料は取らないという話だった。それはGIFとかも同じで、最初はタダだとか抜かしていたユニシスが、個人ユースにまでケチをつけてきて課金しようとした。ユニシス最悪です。世の中のビジネスが口約束で通らないというのがよくわかります。日本の法では口約束も契約のうちだったはずなんだが、外国はれっきとした事実があったとしても訴訟にして金を得ようとするのでした。

SwiftがOSSとして確立してサーバ側で動くにしろ、他にもJavaScriptだって同じようにサーバ側というか、クライアントサイドじゃないところで動いているし、わざわざSwiftをあげなくてもいいと思うんだよね。おじさん達は生き馬の目を抜くようなこの業界で生きてきたから先んじて利益を上げることに必死なんだろうけど、Macで開発やりたい奴なんてそれほど多いとは思えんのだがね。今となっては、どのプラットフォームにも開発環境はGUIで用意されているし、あえてAppleのSwiftを選ぶ必要もないとは思うんだけど。ただ単にパートナー企業が少しでも動きを見せるとそれにつられちゃうんだろうな。悲しい技術者の性w。

ともあれ、またSwiftをやってみようかなという気にはなった。Appleのはもちろん、OSSになって普通のプログラミング言語としてどう動きを見せているのか。個人的に少し気になってはいたんだよね。会社でMacを買ってくれるなら喜んで仕事中にバリバリやるんだけども。どうせLinuxとかに移植されたOSSの方しかやらせてくれないんだろうなと思いつつ…。

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