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やっとでた、やっとでた、まちにまってた、やっとでた [ソフトウェア]

Haswellがやっと出たと書こうと思っていたら、「やっとで」で懐かしい言葉(リリック)が出てきた。

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ヤットデタマン・ブギウギ・レディって…。誰がこんな変換を行ったのでしょうかw。

今、Windows7を入れているマシンでは、WindowsのIMEがどうしようもないデグレがあって、入れなおせたら入れなおしたかったんだけど、どうせならGoogle日本語入力を試してみようかと思って入れました。入力がちょっと遅れる時もあるんだけど、変換候補が現実に即したものや、他の人が入れたんだろうな、と思えるものまで、結構楽しめるのでプチフリするのは我慢しています。というか、MSのIMEがどうしようもないバグが含まれていたので、元に戻るつもりはさらさらありません。

日本語入力ってのは、的確に候補が出てくることが非常に大事なわけですが、それがとてもユニークに実装されている感じがします。ユニークとはいえ、携帯の予測変換を取り入れているだけなんだけどね。その点ではことえりも同じようなことができていたし。そうそう、ことえりはMSのIMEのようにデグレしてないですよ。どんどん使いやすくなってきている。MacOSXからMacを使い始めたんだけど、初めの時も言われていたほどは悪くなかったんだよね。結構マイペースにアップデートされているのが、逆にいいのかもね。


 
ええと、そうじゃなくて、Haswellの話ね。Twitterに書いたんだけど、アキバで催し物をした後の、6/2直後に量販店に行って見たんだけど、しばらくはHaswell搭載のマシンは入らない模様。そりゃバグがあったら出荷できないよな。それもよく使うUSBまわりだし。アキバでパーツ買って自作か、直販の会社を選ぶしかないわけですわな。自作はするつもりだけど、正直、まだ不具合は存在しそうだし、半年は様子見かもしれない。お金の潤沢にあるわけじゃないし、喫緊の課題もあるわけじゃない。夏商戦には、Windows Blueを搭載して潤沢に登場するんだろうね。

Haswellは出る前からダメダメだなと、ググると上の方に出てきていましたが、初期ロットは不具合があるのはある程度しかたない話で、それをことさらに鬼の首を取ったように騒ぐのはガキだよね。大抵毎回何かしらの問題が多かれ少なかれあるわけで。まぁ2chのカスは放っとくことにして、内容的にはピーク性能はあまり伸びてないっぽい。基本、TDPを落として、アイドル時は更に電力を落とす傾向だけど、それもマザーボードにも左右されるのが今まで以上に強いっぽい。まぁCPUだけでどうにかなることってのも少なくなってきている気もするけど、GPUが統合されたりしてSoC的になってきている雰囲気もあるので、どうなっていくかよく分からない。パソコンとして使っていくのであれば、機能を外出しにしていくのも悪くないかもしれないけど、携帯やタブレット的に使うのであれば、SoC的な道を行くしかないんだろうなとは思う。新規格のメモリもCPUの近くにないとダメな仕様になっているみたいだし。まぁモバイル用の話だけど、DDR4にしても色々と制約はあるとは思う。

本来なら熱が出ないので、夏向けのCPUと言えるんだろうけど、暑い間は買うことになりそうもない。低電力版のTバージョンではかなりTDPは落ちると思う。今使ってるCULVノートのCPUよりも性能が良くて、熱も出ないものになるんでしょうね。

とはいえ、もうCPUのコアを増やせそうにない感じにはなっていますね。Intelは一度引っ込めたハイパースレッディングを前に復活させたし、スレッド至上主義というか、サーバではいくつ仮想サーバーを動かせるんだよ的な様相も強くなってきた。昔はサーバとかデュアルCPUがよくあったのだけど、特にサーバにはそういうのが本格的に戻ってくるかもしれないな、とちょっと思ったりしている。CPUまたぎで仮想サーバーのスレッドとか使わなければ、ボトルネックにならずにスケールするとは思うし、メモリの配置さえ上手く出来れば問題ない気もする。


Mini-ITXみたいな大きさのAtomなマザーをちまちま挿すのもあったね。

 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1304/22/news005.html
 http://h17007.www1.hp.com/us/en/enterprise/servers/products/moonshot/index.aspx

HPのMoonshotみたいなアプローチもあると思うけど、データセンターでは流行らない気がする。ブレードと同じような考えだから、そんなに大規模じゃないけど、サーバルームがある程度の場所には使えるのかな。

Atomにしても、Core iやXeonにしても、消費電力量を削減する事を大きなテーマにしているのは間違いない。というか、性能は複数台でスケールさせるしかないでしょ、という話になっているので、1コアあたりの性能とかピーク性能とかはそれほど重要ではなくなってきてはいる。そもそも、そういう単発の性能はもはや大してあげられない時代になってきてはいるわけです。プロセスルールの微細化はもう先が見えてきているし、他のアーキテクチャが台頭してきているわけでもない(x86とかARMじゃなくて、ノイマン型とかそういう点で)。あとは、ソフトウェアでどれだけ束ねられるかがさらに問われるようになるのでしょう。

まぁIntelがTDPとかにこだわるわけは、OpteronがXeonなどより売れて惨敗してからの傾向と思われます。AMDは内蔵GPUが電気を食うので、グラフィック性能は高くなっている(というかIntelがひどかっただけだ)けど、消費電力は高いしIntelが負ける要素は無いですね。致命的な失敗をしない限りはひっくり返ることはないでしょうね。今となってはAMDよりもARMの方が怖いんでしょうが。AMDの方がまだ危機感は少ないのかなぁと思ったりもする。だって、最悪x86に拘泥する必要はないからね。ARMはやらないとか言ってた気がするけど、どう転ぶかなんて社員だってわからないんじゃないかな。

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