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お久しぶりのdist-upgrade [Linux]

Debian GNU/Linuxを使っていると、APTの有り難さにひれ伏していたものですが、今ではRedHat系でも普通にyumあるよ状態なので、なんら難しい事を考えないで済むのでしょう。にしても、yumの黎明期に使ったらヒドくて、rpmシコシコ集めてた方がマシだと思いました。yumのリポジトリが無くなってないので、今はそんな事もないんだろうなぁ。

まぁAPTにしても、はじめっからかっちり動いてたわけではなく、変なタイミングでdist-upgradeしてしまうと取り返しのつかない事になったりしてた(警告を気にせず進んだ結果だから自分が悪いんだけど)ので、最近のそつのなさには驚かされもします。



とはいえ、直接Debianはあんまり使ってなくて、Ubuntuでスゴく間接的に恩恵を受けていたわけで、実はほとんどDebianにログインしていませんでした。要するに、使ってないんだよね、Debian。使っていないというと嘘になるけど、sshを使ってっていうのは、それなりに時間が経ってしまっていた。だって内向きのmt-daapdと、外向けのapacheが動いていれば、全然問題ないんだもの。

aptitude update, sudo aptitude safe-upgradeでやっても、何か変なあんまり見た事のないメッセージが出てきて、依存関係の解決で途中で止まる。面倒なので、aptitude dist-upgradeをしてみた。なんかごっそり変わるみたいだけど、最近のリポジトリなら面倒もないだろうと思って、選択肢を全部OKにして動かしてみた。

さんざんncurses的な簡易GUIが出るんだよね。ハイ出ました。大抵、読んでも解決しにくい事ばっかなので、デフォルト設定のまんまにしとくよ。明らかに訂正できそうなもの以外はスルーの方向で。
dash.png
にしても、このdashっていうシェルは大丈夫なのかな? Linuxはbashだと思っていたけど、dashですか。使い方が大幅に変わんなきゃ何でもいいけどね。むしろ使い勝手がよくなる事に期待。



あぁぁロケールで警告出まくってるよ…。実害はないんだろうけどmanconvとかいうので、パッケージごとに毎回やってくれてるので、なんかおいらはそんなに悪い事したのかよ、的な気分になる。まぁコマメにメンテしてあげたわけでもないし、要らないパッケージとかゴマンと入ってるので、時間がかかりまくりだな。とはいえ、XWindow以上のGUI関係はまっさらに入ってないはずなので、細かいどうでもいいパッケージを更新するのに時間がかかっているだけなんでしょう。


あ、dash以外にも、また日本語のメッセージが出てきた。日本語になっているという事は、かなりシステムよりの重要な部分であるかも。
pata.png
>デバイス名よりもラベルまたは UUID (固有識別子) を使うことが、現在推奨されます。
って、Seagateの初期不良ディスクの時に、UUIDっての見た気がする。「はい」を選ぶと起動不能にはならないってことだよね。

/dev/hdbって言われるより、/dev/cdromって言われた方が分かりやすい。
uuid.png
その他もUUIDってのに変更されるってことみたい。なんかよく分からんが変わった事は覚えておこう。というか、未だにIDEドライブ使ってるのは厳しいが、iBookは死ぬまで使ってあげる予定。ヘボいマシンパワーにしても安くなかったし、G3自体の素養は悪くないのだし。本当はHDDをSSDに変えてあげたいところだけど、またあの分解地獄を味わうのは厳しい。IDEな接続のSSDってのも今は多くないだろうし。


debian-powerpc.png
なんかDebianがフリーをかかげているから、ファームウェアファイルが入らないとほざいている。そういう気取らなさすぎるところが嫌なんじゃぁ。というか、面倒は自分で解決してね、的なところはLinux然としていて当たり前の事なのかもしれないけど、今となってはいちいち面倒なんだよね、ってところ。



恐いなぁ、起動しなくなったら。まぁCDでブートして、データ助けて、クリーンインストールするだけだから、そっちの方が場合によっては良かったりもするのだけれども。でも、sargeぐらいからずっと使い続けてるはずなので、ここで全部きれいにしちゃうのも、何か負けた気がします。何に負けるんだろうか、と考えると自分の頭の悪さに直面しますが、まぁそれは今に始まった事でもないのでスルーという事で。

Setting up mac-fdisk (0.1-16) ...
dpkg: 警告: オプション '--print-installation-architecture' は時代遅れです。'--print-architecture' を代わりに使ってください。


なんかコンソールごときに時代遅れって言われた…、それも日本語で…。

apacheは何か言われたけど、設定そのまんまでいいや。デフォルト設定でなんか使ってないし、今までの設定残らないと嫌だし。バックアップは残してくれるとは思うけど、変なところに移動されたりしたら嫌だしね。


やっと終わった。もいっかいupdate, upgradeしてみる。以前は取りこぼしがあったりしたけど、多分大丈夫でしょう。でも気になるのでやってみる。一つのパッケージが残ってて削除できたけど、それだけでした。今まで、APTもいろいろ要らなさげなログが出てましたが、それがきれいになっちゃった感じ。Debianもどんどんソツなくなっていってしまうのね。


このまま再起動したら動かなくなっちゃうと嫌なので、contribとnon-freeの設定をしてあげた方がいいんでしょうね。さっきも日本語でそう勧めてたし。ええと、/etcのどこだったっけ?

 sudo vi /etc/apt/sources.list

あぅ、viの使い方いろいろ忘れているなぁ。まぁ普通に編集できない事ないけど、なんというか地に足がついていない感じ。行を切り取るのどうやるんだったっけ。ええと、dist-upgradeしたけど、今は何なんだろう。lenny? etchじゃない事は確か。とりあえず、etchはコメントアウトして消しておこう。

 http://www.debian.org/doc/manuals/apt-howto/ch-basico.ja.html#s-netselect

↑でnetselectとnetselect-aptを入れて実行したけど、なんかsources.list書き換えてくれてないみたいだし、もぉいいや。

 http://www.debian.or.jp/using/mirror.html#nearestmirror

もぉいいやとか言っときながら、apt-spyを試みる私。ftp2.jp.debian.orgが近いそうなので、変えてみようかな。/etc/apt/sources.list.d/apt-spy.listに書いてあったので、内容をsources.listにコピペ。特にDebianのバージョン名とかは明示して指定しなくていいのね。ちなみに今はsqueezeみたい。トイストーリーにそんなのいたっけ?

んーupdate, safe-upgradeしても何も入れられないんだけど…。メッセージに書いてあったものでaptitude searchしても出てこないので気にしないでみる。やりたくないけど、sudo rebootで再起動してみる。どきどき。GUI入ってないと起動がめちゃくちゃ速いな。無事に再起動できました。

まぁディストリビューションをアップグレードするときは、いろいろと面倒も多いし不具合も出やすいのですが、そこはそれ、運がよければ面倒に遭わないで済むことが多いですね。というか、不具合ばっかじゃディストリビューションの意味もないわけですが、これが無償のメンテナさんでやっているというのは頭が下がりますね。僕もLinuxに足突っ込もうかなぁ。デバドラの本は買ったけどちょっとしか読んでないし…。今でもバリバリC言語が通用する世界でもあるしね。PerlとかPythonとかシステムで使われているっぽいけど、動作の機敏さを考えるとどうしてもバイナリじゃないと…という要求は普通なのでしょう。というか、C言語はある意味、コンピュータ言語で最強なんじゃないかと思います。Javaなんかに心酔しなくて良かったけど、ビジネス的、飯の種的にはJavaの方が良かったんでしょうね。

なんにしても不具合のないのはいい事です。何だかメモリの消費量が少ない気がするんだけど。どこかのバカOSとは大きく違いますねえ。まだまだiBookはサーバとして現役ってことで♪

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