石丸構文とひろゆきのレスバの共通点

都知事選の時に書いたのだが出しそびれて今頃出すｗ。

石丸氏とひろゆきに共通するのは、どちらも揚げ足取りに終始して、会話を成り立たせないようにして、自分の意見を通そうとすることである。

　
読んでいてその通りだなと思った。
https://allabout.co.jp/gm/gc/504840/

テレビ各局の選挙特番で、スタジオ出演者からの質問に質問で返す、質問をはぐらかす、冷笑したりため息をついたり、はたまた自ら聞き返しておいて「堂々巡りになってますよね」と相手を批判するなど、聞いているほうが混乱するような話しぶりだった。 ここまでではなくても、「会話が成立しない」人というのはいるようだ。

その他にもパワハラ上司そのもの、という書き方をするところもあった。要するに社会的に招かれざる客であるということだ。人の会話っていうのは伝えたり理解したりすることが目的であって、人を罵倒したり優位に立つためにあるものでは本来はないのだ。そういう使い方もできるけど、一般的に生きている人がそれをやり出したら収拾がつかなくなるし、一般的な生活も厳しい。

たぶん、相手をやり込めている自分が頭がいいとか切れるとか思っているのだろうけど、社会的に害悪でしかない。それは基本的に石丸氏もひろゆきも同じことであろう。普通に考えれば社会的に不適格の烙印を押されても仕方がない物言いだが、ネットの時代では面白がられて半ばおもちゃにされて楽しまれている。

世の中には正論が大事だと思っている人が多い。だけど正論だけじゃ成り立たないのが人の世の常だ。裸の王様を指摘する子供みたいな気持ちで、鼻高々になっているのかもしれないが、それでは成り立たない文化というのもたくさんある。正しいか正しくないかがそれほど重要ではなく、その場が円滑に進むかどうかが重要でゆるい状況というのも普通にある。

子供が言葉尻をとらえて「それはあなたの意見ですよね」と親や児童に反感を招いているのをいくらか見た。そういうふうに子供にマネされて問題になるようなことを大人が言っていること自体に問題があるのだ。いつだったかどこかでひろゆきが子供もいないだろうに教育論をぶっていたが、お前がそれを言うかという気持ちになった。子供の教育の前に自分の人格矯正だろとｗ。

とはいえ、石丸氏も今度選挙に出てくるまで表立って出てくるようなことはないだろうし、石丸氏に票を入れたことをいぶかる人もいなくなるだろう。ただネットを使うとまともな肩書を持っていれば、東京都庁選でもそこそこのところまで行くということがわかった。仮に百合子ちゃんがいなかったとして、石丸氏が都知事になって、例のパフォーマンスを続けていたなら東京は大混乱になっていただろう。でもたぶん多くは何もしないで終わると思われる。まともに何かを成し遂げた数よりも、問題を起こした数の方がだいぶん多いからだ。

今回の都知事選ではいろいろなことが起こった。掲示板もしかりだし、蓮舫が案外嫌われていたことも分かった。というか、もう政党はどこも信じられていないのだなという事を感じた。とりあえず自分は今を肯定できないので現状以外の選択肢を選ぶよ。