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mailpeeper-tlsアプデ進捗状況。 [プログラミング]

前に作ったMacのOSSのmailpeeper-tls。元々あったOSSを元にいろいろと足した。まだ使ってくれている人がいて、たまに要望が来る。

Catalinaになってから動かなくなったということで、なぜかな〜と思って報告されたエラーを見てみると、中に入っているdylibが悪さをしているようだった。そのdylibはHomebrewから取ってきていて、Catalinaに変わってから前のバイナリが動かなくなっていたのでそのせいだろう。

CatalinaになってからABIが変わったのかなぁ。全く、変な時にそういう変更を変えるもんだよな。Catalinaは変更が少ないと言われていたけど、ABIの変更なんて大変更じゃないか。何かいつも偽りがあるAppleですが、もういい加減慣れましたw。


最終的に残ったエラーメッセージは
error: Build input file cannot be found: '/Users/ユーザー名/src/mailpeeper-tls/OptimizationProfiles/mailpeeper-tls.profdata
'
というエラーがたくさん出てきていたのですが、結局ググっても解決方法はなかった。というかprofdataってなんや〜。全くいらんことしてくれるやっちゃ。


《後記》

Apple Clang - Code Generation
で"Use Optimization Profile"を"No"にしたらエラーが取れた。

本当は最適化プロファイルを使った方がいいんだろうけど、エラーが取れないんじゃどうしようもないので。とりあえずはこれで良しとする。



今度は
/Users/ユーザー名/Library/Developer/Xcode/DerivedData/mailpeeper-tls-fnrwimktblhscwgveeclpsugoksf/Build/Products/Development/mailpeeper-tls.app: code object is not signed at all
In subcomponent: /Users/ユーザー名/Library/Developer/Xcode/DerivedData/mailpeeper-tls-fnrwimktblhscwgveeclpsugoksf/Build/Products/Development/mailpeeper-tls.app/Contents/MacOS/libz.dylib
Command CodeSign failed with a nonzero exit code


が出た。またググるかぁ。


プロジェクトファイルの設定で--deepを入れて解決。
http://anton0825.hatenablog.com/entry/20140506/1407427653
案外明確な理由と対策があった。というかAppleのホームページに書かれているんだったら、Xcodeに組み込んでおけってのw。

キーチェーンアクセス云々があったが、そっちの方はいじらんでもなんとかなった。全くエラー表示ってのは素直じゃないことが多いんですよね。同じエラーコードでも違った理由で出ていることが結構ある。これでとりあえずビルドは通った。いろいろ問題はあったものの、今はGoogleがあるので調べるのは楽だな。英語を読むのを厭わなければ大体はわかる。profdataみたいにすぐに解決法が見つからないこともあるけれども。どこかに書いてあるのかな、それも。





もう開発していたmacはほとんど使っていないので、新しいMacBook Airで開発している。GitHubからすべて持ってきて、ビルドをかけようとしたらいろいろと問題が出た。もちろん、過去のプロジェクトなので、いろいろ設定が加わっていて、それに対応するためにコンバートをかけないといけなくなった。だけど、事はそんなに簡単に行くはずもなく、ググりながらいろいろと設定を変えながら問題をクリアして行ったんだけど、どうしてもググっても解決しないビルドできない不具合が出てきてしまう。

よく考えるとその前もそうで、結局ソースをそのままにプロジェクトを作り直した覚えがある。今回もコンバートでなんとかならなくて、プロジェクトを最初から作り直ししないといけないのかもしれない。めんどくさいなぁ。普通のアプリだとコンバートをかけずに、昔のフォーマットのまま使えるのが普通なんだけど、無理やり変換をかけたがるのがAppleという会社です。それもうまくいかないという体たらくですが、コンセプト一流、ハード二流、ソフト三流って感じの会社ですよね。開発しているとよくわかります。

OSSだってAppleがらみのスピンオフというか、スピンアウトというか、外に出たり出そうとしたりしたものはあんまり成功していないですよね。成功したのはWebkitぐらいなもので、それだってGoogleにそっぽむかれてしまったわけで。MacPortsはHomebrewに比べ酷いものだし、DarwinはOSSになっていないと認識している。外から入れたものに関してはうまく使えているのだろうけど、外に出そうとすると途端にまずい感じになってしまう。OpenCLは完全にぽしゃったし、FireWireは少しも残っていない。嫌々OSSにしたSwiftにしたって、OSSとして成功しているかと言われるとかなり疑問である。

成功ばかりの会社はないけど、かなりズッコケまくっているというのが印象である。よくMSよりはマシだろうという人もいるけれども、どっちもどっちである。

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