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久しぶりにRuby on Railsをやってみようと思ったのだけれど [プログラミング]

仕事で使うかもしれないということで、久しぶりにRuby on Railsをやってみようと思った。だけど、仕事場でWettyを使ってできないことに気づいた。すでに443番ポートをWettyで使ってしまっているからである。前に言った様にKDDIのおいたルータがヘボすぎて80番ポートを開けられない。不正アクセスが多すぎて、80番ポートを開けておくとルーターがフリーズしてしまうからだった。

そんなわけで、Webを使うRuby on Railsを使うことができないのでした。へ〜別にWebrickを3000番ポートとかで動かしているサンプルも多いから、それでいいじゃんと言う人もいるかもしれません。でも、会社のファイヤーウォールというか、プロキシが80番ポートと443番ポートの通信以外を通してくれないみたいなのです。通信の内容はどうあれ、接続先が80番とかじゃないとダメっぽい。試してないけどFTPとかは通るかもしれないけど、プロトコルの内容で止めている可能性もある。少なくともSSHは通らない。それが標準のポート番号なのか、プロトコルの内容なのかはわからない。

どっちにしてもWettyでHTTPSサーバを使ってしまっているので、使えるポートがなくて動作が見られなかったりする。遠隔でWeb以外につなぐ方法がないので、基本Webの開発はできなかったりする。今考えたんだけど、コマンドラインで動くWebブラウザをlocalhostで動かせばいいのではないかと思った。そういや、昔wgetとかSSHクライアントが良くわかってなくって、elinksとかを使った覚えがあった。当時はわけのわからないまま使っていたので、正直実用になる程使えたかどうかはわからないけれども、LynxとかLinksとかよりかは使いやすかった気はする。その当時は依存性の解決とか面倒だった気がする。そのくらい昔の話です。

よく考えるとRuby on Railsで実現できるレベルのGUIって、Elinksあたりでも再現できるんじゃなかろうかと思ったりした。というわけで、LXCでコンテナ作って、Ruby入れて、Rails入れて、PostgreSQL入れて、Elinks入れてやってみようと思う。正直、仕事中にそれをやっている余裕は今ないのだけれど、Wetty経由でもできなくはないかな。

最近はRailsの最新バージョンっていくらぐらいなんだろう。僕がガチでやっていた頃はver.3あたりだったのだけれど。

http://rubyonrails.org/
2017年3月20日でバージョン5.1.0rcって書いてある。僕が知っている頃から、内容が結構変わってそうだ。基本的なところは違わないんだろうけど。

チュートリアルの日本語版は無料で公開されていますね。英語で読むよりか吸収速度が違うので日本語の方がいいよね。
https://railstutorial.jp/

こんど環境を作ってみて簡単なものを作ってみようと思う。


これとか読むにつけ、Railsは手間を惜しむだけのものなのかなぁと

http://blog.sumyapp.com/2013/07/no-recommend-rails/
http://ledsun.hatenablog.com/entry/2013/07/24/112644

初心者にはわかりにくい、ということなんだけど、そういう論法はコンピュータにはありがちなんだよね。十分なブラックボックス化がされていないとか、デスクトップLinuxもそうだし。ちょっと問題が起こると必ずコマンドラインから修正しないといけなくなる。そしてわかっている多くの人はそれで乗り切ってしまう。だからWebを使いたいとか、Officeを使いたいだけの人にとってはあまりにも難解すぎる。正直、ファイラでGUIで辿っていける所を、cdでズンドコ進むと言うこと自体意味がわからないのもわからなくはないわけで。

RailsやるぐらいならPHPやれよというのはわからなくはないことだよね。実際素のPHPですむぐらいの規模が普通なんだろうし。Railsの問題はSQLをわからなくてもDBを使えちゃうってことなんだろうね。そこが便利な所なんだろうけど、結局得られたデータをお手軽に解析する場合は、SQLを叩くのが一番楽なんだよね。ExcelやAccessに落とすのも手だとは思うけど、ダンプするにもSQLを経ないといけないだろうし、やっぱりRubyもDBも手についていない状態で学ぶのは危険だと言えなくはない。

でも、自動車に例えると、エンジンの技術的な所を知らなくたって乗れるし、知らなくてはならないのは交通法規の方だったりする。エンジンなどが壊れた時には、整備工場に渡せばいいのだけれど、Railsというかそういうフレームワークに手を入れるのに、整備工場にあたる場所はないので自分でやるしかない。

それを言ったらそもそもRubyができているのはC言語だから、ソースから見ないといけないかと言われるとそうではないわけで、実際ソースを見ている人はRubyを使っている人としては少数派だろう。まぁありがたくそう言う人達の恩恵に預かっているわけだけれども、Railsになると自分で解決しないといけない部分も多くなると言うことなんだろう。あまりに簡単に雛形が作れてしまうところに問題があるんだろうけど、それはそれで便利でいいねでいいと思うんだけどね。苦労するときはいつか苦労するんだろうし。ただ、面倒がどちらが多いのかと言われると、基礎から自分で作ったほうがいいと言う論法もあると言う話で。

結局、どこまで作り付けのものを使うのか、と言うところであろうと思う。ものすごい専用の機械を使って、楽に高度なものを作るか、原始的なツールで手作業で作っていくか、というところでしょう。コンピュータで変わらない技術はないけれども、どれだけ潰しのきく技術を使うかというのは選択眼としては必要なものだろう。結局、必要な要件を無理のない技術で作っていくのが大事だってことなんでしょう。まぁそこいらの選択肢を選ぶのは難しいことだとは思うけど、RailsがFATで変わりやすすぎるのは困ったことですね。

PHPを使って素で作っていくことを考えると、困難が待ち構えていてもRailsを使おうと思う。どうせ内部でしか使わないシステムだろうから、バージョンが上がっても追随する必要もないし。ただ、できる人が少ないと改修とか面倒そうだな。自分がずっとそこにいられればいいのだけれど、基本的SEにそういうことは望めないし。

タグ:Rails
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