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Xcode4でローカライズが上手くいかないわけが分かった!(.plistのAppleLanguages) [MacOSX]

一週間くらいハマってました、Xcode4でのローカライズ。簡単に言うと、それまでの日本語しか対応してなかったソースコードに、英語のリソース(.nib, .xib)を作ったら、英語リソースしか表示できなくなったという話でした。その続報。それまでの経緯というか、罵詈雑言は下のリンクで。

http://miff.blog.so-net.ne.jp/2012-07-21-1
http://miff.blog.so-net.ne.jp/2012-07-24-1
http://miff.blog.so-net.ne.jp/2012-07-25-1
http://miff.blog.so-net.ne.jp/2012-07-27-1

解決編、行きます。

 
問題があったのは、
/Users/myname/Library/Preferences/jp.miff.mailpeeper-tls.plist
というファイル。

アプリケーションごとに設定を保存しておくファイルが、自分のホームディレクトリのライブラリフォルダに保存されます。その名前は、プロジェクトの.plistが生成されると思うんだけど、そのファイルで設定できるBundle Identifierの文字列に.plistが付いたものです。

その中の項目に、見覚えのない項目がありました。それが

 AppleLanguages

です。ここにenという設定がされていて、これが何度やっても英語リソースしか出てこなかった理由でした。

plist.png

こんな設定はした事がないです。というか、名前からしてもAppleLanguagesということで、Xcodeが勝手に入れた項目であろうと思われます。


アップル、すげー陰湿な変更なんですけど。だって、ここって普通は基本的にプログラマしかいじらないファイルでしょ。そして、設定を記録できたら自分で意図的にファイルを開けたりするところじゃないんですよ。もちろんXcodeからは、そのファイルにリンクを張っているわけでもない。いや〜な地雷踏んじゃったなぁ。

それに、問題があったら大抵自分が扱ったファイルを調べるものだから、あまりにも見つからないと自己嫌悪にも陥りがちなんですよ。確かに、アップルが悪いんじゃないかと90%思っていて、散々プロジェクトの設定をいじっていましたが、うんともすんとも言わなかったのでした。

そりゃ、勝手に設定ファイルに入れ込まれたら分かりませんよ。どう考えても、自分が入れたとは思えないし。そして、前のプロジェクトで生成されるようにインプリされていたわけでもない。でも、解決して良かった。問題が出るかどうか、ファイルを少しずつ変更を加えた努力が報われたのだから。

それにしても、すげー泥臭い事した一週間でした。すごいストレスたまったよ。多分、他のアプリケーションでAppleLanguagesっていう設定は、ちょっと見ただけですが、他にそれを持っているものはなかったみたいなので、消してしまう事にしました。Xcodeの仕業で入れ込まれる可能性はあるものの、単発のアプリでは作成されなさそうなので、とりあえず同じ問題が発生されるまでは様子見することにしました。


んー、アプリを英語対応して、App Storeに登録できるかなぁ。登録するのに金かかるならやらないかもしれないけど…。

タグ:freesoft
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