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簿記に本腰を入れてみる。が、芯がふらついて分からない事が多い。 [起業]

Rails3もこなれてきたところで、簿記のWebアプリ化を頑張ってやってみる。正直、簿記の知識はちょっと前までゼロだったので、Railsも分からん、簿記も分からん、の状態はあまり変わっていません。でも、何が分からないかが何となく見えて来た気がします。


 http://www1.m-net.ne.jp/k-web/

などが役にたちました。今回項目をリストアップしたのは、かなり上のサイトに頼ってますね。他のサイトは色々見た気がするんですけれども、ちょっと忘れました。ちょっとあやふやなところを書籍とかで確認する感じです。

前に集中して本を読んだり、Webを見たりした時には、こんなことを把握しました。


 
・仕分けできたらほぼ仕事は終わり

・一つの取引に貸方借方がある

・貸方借方は一対一対応ではないときがある。それを諸口と呼ぶ。

・勘定科目は、「資産」「負債」「収益」「費用」「資本」に分かれる。

・総勘定元帳は少なくとも「現金出納帳」「各種預金長」「売上帳」「仕入帳」「経費帳」がある事が求められる。

・総勘定元帳の「収益、費用、[利益]」から損益計算書を作る。

・総勘定元帳の「資産、負債、資本(純資産)」から貸借対照表を作る。

・損益計算書が経営成績を示すフローで、貸借対照表は財政状態を示すストック。

・貸借対照表を作ると、会社では65万円の控除がある。個人でも青色申告特別控除がある。




簿記がよく分からないところは、

・貸方借方自体には、厳密に価値などのプラスマイナスの概念とリンクしていない気がする。
 特に決算書を作るとき、損益計算書と貸借対照表にする時の、総勘定元帳との関係。

・勘定科目は自分で作ってもいいというユルさ。
 見る方にとって、厳密に決められるところは、固定化した方が分かりやすいはず。

・そもそも借方貸方の意味が、左に書くか右に書くか程度の目印でしかなく、論理的な意味はない。
 やっぱり、そういうところがお勉強じゃなくて、論理化とか体系化とはちょっと違う。

・収益、利益は、利益の方があったりなかったりで、どうなってるか微妙。
 利益は「収益ー費用=利益」になっている。

・そもそも用語とか書かれている物によって、なぜかブレが生じている。
 自分できちんと規定しないと、意味合いがブレる。


このようなところでしょうか。あんまり論理的に整理しにくいところは、今までやって来た事の商慣習の延長である事が原因だと思います。結局、仕分けの関係は決まっている事をカテゴリーごとに、その性質で勘定科目を決めることで、各勘定科目が属するグループで列挙する。それが簿記というものなのだろうと、何となく感じています。


難癖つけて理論的に説明は出来るけど、納得できるだけで、実際の仕分けにはあんまり役に立たない気がします。

例えば、借方をお金が増えると考え、貸方をお金が減るものだと仮定します。「資産」と、「収益」は似ているものだけど、貸方と借方の増減は違っています。「収益」は「損益計算表」で使われる通りで、収益とは書いてあるものの、本質は赤字を正の数で扱っているものとしているのだと思います。増えると赤字がかさむという寸法で、数字が増える方向が貸方に設定されると位置づけられます。

同じく「資本」と「資産」もどちらも同じように考えられるはずですが、「資本」の方は必ずどこかから借りて来ているものなので、額が大きくなれば、どこかから持って来ているので借方と貸方の増減が逆になっている、と考えられます。ですから、本質的には「負債」と同じ意味合いを持っているとして、「資本金」と「借入金」の増減の示し方は同じと出来るはずです。

と、書いているそばからデマゴーグだなぁと、自分自身で思ったりもします。そもそも「借方貸方」の文字と、その意味の設定から失敗している気もしますね。誰にとっての貸し借りなのかとか考えだすとアウトみたいですよ。トップダウンで頭に常識として叩き込むしかないですね。借りが左、貸しが右、とだけで良いと思います。Webを探していてもそんな風潮みたいな様なので、それでいいんでしょう。



結局のところ、「仕訳帳」→「総勘定元帳」→「試算表」→「損益計算書・貸借対照表」という、記述の移行作業を行なうようです。

「資産」「負債」「収益」「費用」「資本」の5つの勘定科目は、更に細かくなって、その勘定科目ごとの表となります。とはいえ、一つ一つ勘定科目をまとめずに書いていくと、数が多過ぎて煩雑になりがちなので、ある程度同じようなものはひとくくりにしてしまうほうがいいのかな?

「資産」は、現金出納帳、預金帳
「負債」は、借入金
「資本」は、資本金
「収益」は、売り上げ帳
「費用」は、仕入帳、交際費、水道光熱費

などが、主みたい。必要に応じて作れば良い的なもの?

仕訳帳では、実際のお金の動きを色々と、ない交ぜにして書いちゃっていいみたい。とはいえ、書く時には仕分けしないといけません。大体、勘定科目は決まっているので、それに従って書きます。んで、その勘定科目から、転記につなげていき、総勘定元帳とか色々出す事になるみたいです。

とりあえず、仕訳帳で、勘定科目を把握して設定すれば、あとはDBをいじくって表示させれば、総勘定元帳を作るのも、そんなに苦ではないのかもしれません。ただ、主要簿と補助簿の違いが全然分からない。どこまでが主要でどこからが補助なのかとか、結局のところ自分の必要なところだけを必要に応じて記入しているとしか見えないです。

なんつーか、簿記って論理立てて考えるとかすると絶対ハマりそうなものですね。通例こうやってるんだから、お前もこういう風にするんじゃい、的な項目が多い気がします。とはいえ、勘定科目は自分で作っていいとか、ものすごく厳密性に欠けているし、なんというか理系では決してなくて、文系的な匂いがとてもするのです。計算という点では、コンピューター向きなんですが、勘定科目が業種などによって不確定なのは、汎用のシステムをガッチリ作り込んでパッケージとして売るというような、融通が利かないがトップダウンで結果的に楽できるシステムを作るのは難しい気がします。始めに作るとしたら、カスタマイズの利かないがっちりとしたシステムを作るしかないですね。そもそも事業自体がまだ立ち上がってないので、本当に汎用のものを作るってのが第一になってきそうです。


タグ:簿記
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