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IPv6の検証の続き [web]

前回はWindows7で動作が確認され、MacOSXでDHCPv6からアドレスをもらえてないっぽいところで終わりました。今回はDebianを使っても検証したいと思っています。今回は、Windows7が特別に動けちゃってたってことが判明。他のOSだと、もうちっと手入れが必要そうです。



・WindowsXP

ping6.exeで、Windows7のようにping.exeで一本化されてない。これで既存のIPv6アドレスに打つと

宛先へのルートがありません。
Specify correct scope-id or use -s to specify source address.


となる。全部日本語か、全部英語かにしてほしいところ。

$ ping6

Usage: ping6 [-t] [-a] [-n count] [-l size] [-w timeout] [-s srcaddr] [-r] dest

Options:
-t             Ping the specifed host until interrupted.
-a             Resolve addresses to hostnames.
-n count       Number of echo requests to send.
-l size        Send buffer size.
-w timeout     Timeout in milliseconds to wait for each reply.
-s srcaddr     Source address to use.
-r             Use routing header to test reverse route also.


何かが足りないのだろうけど、いまいちよく分かってない。下手にWindows7で使えちゃったりしているので、なんで同様にできないんだ、って思ってしまう。前回のIPv6のプロトコルの導入したところで、設定もできなかったので、システムでやれる事はない。とりあえず、XPはペンディング。



・MacOSX(10.6)

一番問題なのは、UNIXであるはずのMacが使えてないのである。というかWindows7はやるべき事以上の事をやっているようなので、使えたんだと思う。分かりにくい用語をググりながら、何とかDHCPv6から配られるIPアドレスを使えるようにしたい。

今のところの状況を言いますと、システム環境設定>ネットワーク>詳細ボタン>TCP/IPのタブで、IPv6の構成が自動にしてあって、その下の「ルーター」、「IPv6アドレス」、「プレフィックス長」がブランクになっています。要するに、DHCPv6なサーバからIPアドレスを受け取れていない模様。

更にifconfigで状態を見ると、一応IPv6なアドレスは持っていたりする。でも、Windows7で到達したIPへのping6はダメみたい。何が悪いのか、見当がつかない。今まで、無線LANのアダプタでv6を検証していたんだけど、有線のイーサネットをつなげてもみた。だけど、ダメなのは同じ。

ここでWindows7での挙動をちょっと考えてみる。

・自動生成したものがなぜかLinuxのDHCPv6サーバの設定にあってしまった。
・Windows7自体が至れり尽くせりな仕様で、わりと何とでも親和性が高かった。
・DHCPv6からのアドレスをもらって正常に動作した。

んな事が考えられる。


http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3293982.html

↑で、「ip6 -a」のコマンドで、「ip6: error attaching アダプタ名」っていうエラーが同様に出てますね。んーよく分からん。



・なぜか上手くいっちゃったWindows7

Windows7でちょっといろいろやってみる。これで上手くいっちゃったのが逆に問題になってそうなんだよね。

Windows7でpingを打ったのですが、DHCPv6サーバに示されている、サーバ側のIPアドレスをWindows7からpingで打ってみた。

 ping fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

でOKだった。

 ping fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx/64

だとダメでした。/64はネットマスクとかかな?(いい加減な推測)

でも、これ自体が特異的なの? 他のマシンの別のOSだと同じ事できないんですよね。

MacOSXだと
 ping6: UDP connect: No route to host
って蹴られちゃう。これはXPも一緒でした。

ググってると、routeコマンドで設定しないといけないみたいなんだけど、やった事がないのでいまいち分からん。たぶん、Windows7だと上手い事やってくれてるんだろうね。よく分かんないんだけど、ルーターとかデフォルトゲートウェイとか、そういう設定が自動認識に役立ったんじゃないか、と思います。正直、IPv4のときも訳も分からず、大抵のことをルータまかせにしていた気がします。

自分の固定IPアドレスを自己申告っていうのがIPv4ではあって、IPv6でもそれはできるはずなんだけど、そもそもそこいらのIPアドレスの割り振りとかが分かってないので、できない。



DHCPv6サーバなDebianから、Windows7へのpingをしてみた。

 $ ping6 fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx%11
 connect: Network is unreachable

もしかして、PING禁止になってるとか? Windowsファイアウォールの設定を見てみたんだけど、きちんと全部ICMPv6は通すようにされていた。なんでunreachableなんやろ。ググってたら

> connect: Network is unreachable
> と出た場合は、/etc /resolv.confと/etc/sysconfig/networkを確認する。
> それぞれネームサーバーのアドレスとゲートウェイの設定だ。

ってOS違うみたいだから、参考にならんのですが、ネームサーバとゲートウェイの設定がいるってことは分かった。他にもこう書いてあった。

> つまり,「見えるけどタイムアウト」とかではなく.はじめから「問題外」という状況

設定はもちろんしてないよ。だから直アドレスでPINGやってるんですよ。また他のところには、

> もし「connect:Network is unreachable」と表示た場合には、
> ネットワークにアクセス出来ていないことを表す。

えぇ?根本からダメじゃん。む〜、状況は思っていたよりか悪かった。自分でネットワークを設定するには、あまりにも知識が不足してる感じ。



ちなみに、IPアドレスの中の、%11を付けないと

 $ ping6 fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx
 connect: Invalid argument

そもそも文法的に間違ってる? そもそも桁が足りないとか、そういう類いのレベルなんだろうなぁ。って%11ってのが何なんだか分かってなかったりする…。/とか、%とかきっちり調べな〜。少なくとも%付きのものが使えるアドレスになっているのは分かった。



ちょっと勉強して出直してきますわ。DHCPサーバを立てればそれでOKでしょ、ってなわけにはいかないのでした。でも思ったよりかWindows7は面倒がないOSなのかもしれない、とちょっと思った。そのためにハマっちゃったわけだけど、面倒は少ない方がいいのは誰でも一緒だと思うし。だけど、昔のWindowsなプロトコルと同じように、無駄なパケットをまわりにまき散らしてそう。

MacOSXは設定が足りない以上に、何かヒドい病気を患っている感じがする。何となく予想だけど…。


タグ:IPv6
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miff

新しい記事を投稿しても、全然トップページに表示されない。トップに表示されないどころか、記事への単独のリンクがはれてない事もしばしば。設定で更新してキャッシュサーバをクリアしたか何かでやっと復旧。

なんで、So-net blogってこんなにも使えないんだろう。とはいえ、今更他のブログに移行するってのも面倒だし…。機能を盛りすぎなのかもなぁ。
by miff (2011-02-25 06:30) 

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